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お顔の色ムラ?


同業者の皆様、私のブログ記事をパクって盗用するのではなく、
ご自身の経験に基づく ご自分の言葉でお話しください。
当ケネルの文章を多少脚色して転載しても説得力に欠けますし、
お客様は様々なブログをご覧になっていますから、すぐにバレて
恥ずかしい思いを致しますよ。そのような行為はお止めくださいね。



このぷぅちゃんは当ケネルのママわん候補 (生後5カ月)で、
色素健全・性格・遺伝子・容姿・サイズと全て揃った優秀な女の子です

P1250811.jpg

この子は私達のお気に入りなので、飼い主様募集には至りませんが、
このような子犬をホームページにデビューさせると必ずと言って良いほど
次のようなご質問が寄せられます。
「お顔に色ムラがありますが、白っぽい所も
他の部分と同じようなレッドになりますか?」


その答え
「お色ムラではありません。一部白っぽく見えるのは
照明の加減だけでもありません。根元の毛色です。
成犬時は美しいレッドの一枚コートになります。」

※影の位置から、右から照明を当てており 右側がより明るく見えます。

これに関してですが、ショップや経験の浅いブリーダーが
好んで使うのが、「プードルは将来、根元の毛色になります。」
と言う常套句です。他犬種は知りませんが、プードルに関しては
そのような事実はありません。
まことしやかな お説ですが、根拠の無い全くのデタラメです。

では、ここから
毛色について正しく解説 してまいりましょう。

毛色を決定づけるのはメラニン色素ですが、
被毛の色は1本の毛であっても
根元、中間部、毛先近く、毛先と
部分ごとにメラニン色素の量や比率が違います。

なので、
切る長さによって毛色が変わったように見えます。

もう、お解りですね
毛量の多い子犬は当然、お顔にも被毛がたっぷりあります。
カットせず、放置しておくとお顔も背中のようになります。
どこにお目目が有るのかすら解らなくなります。
汚れやすいお口周りも短く切り揃えてあげるのが衛生的です。
この女の子はお鼻の上(マズル)や両目の間、お目目に被さってくる
被毛を短くカットしているから、根元の毛色がでている
のです。

では、将来的にはどうでしょう
その答えは「大丈夫です。」
なぜなら、成長に伴ってプードルの被毛はクルンクルンに
巻いてくる
からです。幼犬時代はストレートに近かった被毛も
成長するに従い、強く巻いてきます。そうなるとお顔もお口周りも
今のように短くカットしなくても、自然にまとまってくれます。
画像のぷぅちゃんは1本の毛の根元部分まで短くカットしているため
一部明るく見えますが、成犬後はクルンクルン巻いてくるので

1本の毛の毛先部分が体表色に現れますので、
全身レッドの美しい一枚コートになります。
 

いかがですか
ご理解頂けたでしょうか。



被毛の変色について、
トリマーがもう少し説明いたします。

レッド系プードルは元々、自然界には無かった毛色で
基本色のホワイトなどにキャバリア、チワワ、ポメラニアンなどを
交雑して今から50年ほど前に韓国など諸外国で作出されたそうです。
よって色素が不安定で、成長するにつれて退色傾向になります。
加齢によるメラニン色素減少以外で退色する原因については
科学的に証明されていません。

また、夏と冬では被毛の存在目的そのものが違うため、
(夏=日よけ、冬=保温) 毛色も微妙に変化します。
そのほか、メラニン色素が変化(減少)する理由として
栄養不足、ストレス、皮膚の荒れ、その他様々な要因が考えられます。

毛色をあまり変化させたくない方はあまり短くカットしてしまうのも
良くないように思います。ホワイトなど、変化しにくい毛色の子でも
サマーカットなどで超短くしてしまうと、毛色が変わります。
サマーカットをしないサロンが増えたのはこの様な理由からです。
バリカンを入れると毛質が変わる、と言う方が少数ながら居りますが
(私はそうは思いませんが)毛色は確かに変わるように感じます。
余談ですけど、ブラックの子は日焼けに注意です。赤茶けますので。

毛色が変わる一番大きな理由はお手入れ不足です。
私達人間の毛髪と同じ、しっかりお手入れしてあげれば
いつまでもツヤツヤで美しい被毛が楽しめます。
ブラッシングも皮膚のマッサージになり、
血行が良くなって良い被毛が生えて来ますので、
質の良い道具で愛情を込めてお手入れしてあげてくださいね。
粗悪なスリッカーでチカラを入れて梳かすと毛根を傷めます。
当然ですが、毛根を傷付けてしまうと毛質や毛色は変わります。
食事面ではヨードやミネラル、アミノ酸入りフードもお勧めです。


ここからは色素ポイントのお話です。ず~っと昔、
チャンピオン直仔の極上子犬をお譲りした方から言われ、
今も犬舎主が悔しがって、なかなか忘れないことがあります。
その子は目鼻もリップも肉球も真っ黒な状態でお渡ししましたが
成犬時にお鼻の色が薄くなってしまったそうです。
それで「三好さんの所のプードルは一生退色せず、
お鼻も真っ黒のままだと思った。」と。
これはあまりにも無知ゆえのご発言ですね。
メラニン色素が関係するとは言え、毛色と色素ポイントは無関係です。
被毛がディープレッドの子犬でもお鼻がレバーの子はたくさん居ます。
色素ポイントが真っ黒かどうかはメラニン色素の量を推測する意味で
出生から暫くは非常に重要ですが
その後の退色には様々な要因が関連します。
例えばプラスティックの食器を長く使うとお鼻の色が薄くなると
報告されていますし、日光不足でも同様の変化が起きます。
もちろん、栄養状態やストレスも大きく関与します。

さて、
ブリーダーやショップの皆様が知らないこのような記事を書きますと
数日後には本文をそのまんまパクッて同業者のサイトに転載されます。
参考にして頂くのは結構ですが、ご自分のサイトには自分で調べたり
経験した事を自分の言葉で書きましょう。人様の記事を転載する様な
プライドの無いマネはおやめくださいね。みっともないですよ。



 

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