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金曜日の朝 ・・・ 殺処分の現場から
2018 / 04 / 22 ( Sun )

金曜日の朝、どうかシッポを振らないでくれ

私は金曜日の朝が辛いです。
数日間なれど、飼い主からの連絡を待ちながら、飼い主の代わりに世話をしています。
飼い主を捜したり、餌を与え、便の後片付けをし、日光浴をさせ、 頭をなでてやり、
限られた時間できるだけの情を注いでいます。
情を注げば可愛く思えてきます。
金曜日は殺処分するために処分場へ犬を運びます。
情を掛けた子(犬)をおくりだすときの、 我々職員の心境を考えてみてください。

金曜日の朝、私の心はこうです。
シッポを振りながら私を見ないでくれ!
「餌の時間かな?」と疑いのない目で見ないでくれ!
遊ぼうって擦り寄らないでくれ!
子(犬)は、殺処分したくない。
憎しみで牙をむいて吠えてくれ・・・・・・その方が、私の心は痛まずにすむから。
今から殺処分されるのに・・・・・・親しそうな目で見ないでくれ!
最後の最後まで人間を信じている・・・・・・「俺達は、お前達を殺処分するんだぞ!」

・・・・・・シッポを振らないでくれ

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私たち職員は、胸が締め付けられます。その時が金曜日です。
「憎しみで吠えられた方が気分が楽になる」
この心境わかりますか?
保健所に殺処分をゆだねる前に、愛犬との楽しかった時期を思い出して下さい。
愛犬は最後の最後まであなたを信じているはずです。
愛犬が粗相したとしても、多くの場合、飼い主が躾を怠ったケースが多く、
責任を愛犬になすりつけないで下さい。
犬についての正しい勉強を怠った自分(飼い主)を見つめ直して下さい。

大分県北部保健所 衛生課 生活衛生環境班 元職員の手記





たび重なる、あまりの恐怖体験から
人間を見ることができなくなり、一日中ずっと壁を向いている犬たち。

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人が来た事に気づいても、決して目を合わせようとはしません。

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片隅で怯えるようにうずくまる2匹の子犬。保護された後も
大きい方の子犬は小さい方の子犬を守るようにギュっと抱きしめていた。

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