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犬の専門家☆4つの職種
2018 / 10 / 06 ( Sat )

私達ブリーダーは解明されている遺伝病に細心の注意を払い、
健全性を第一に考えながら、血統・系列を参考にしつつ、
犬質を向上させることを目的にブリーディングしています

遺伝病や感染症の予防にはじまり、
交配・出産・母体管理・育児においては充分なプロ意識を持っていますが、
ご存知の通り、犬の専門職種は他にもいろいろ有ります

訓練士や犬の幼稚園の先生は訓練の有資格者ですから
家庭犬・コンパニオンドッグとしての躾けや
人間社会に上手に適合できる子に育てるためのアドバイスは驚くほど的確です。
お迎えからお日にちが経った子犬の躾けをブリーダーに聞いて来られる方が
たまにいらっしゃいますが、私達ブリーダーがご愛犬について理解しているのは
せいぜいお迎え頂いてから数日間の事で、あとの事は正直わからないのです。
どんな環境で、どの様な飼養方法か、ご家族の生活習慣も何も解りませんから
そういう状況下でアドバイス出来る筈が無いとご理解いただけたらと思います。

たとえば、トイレの躾けもその方法はご家庭やご愛犬の性格によって様々です。
子犬の飼い方マニュアルをお渡ししますので、そちらに貼付しているURLや
インターネット検索で、ご家庭に合う方法(実行できそうな方法)をお試しください。
それでも困難な場合は先に書いた専門家(訓練士や犬の幼稚園などの先生)に
ご依頼頂けたらと思います。専門家達はご自宅に伺い、生活環境や子犬の性格、
飼い主様のご希望を充分理解した上で、最も的確なアドバイスをくれるでしょう。

私が関わった飼い主様の中にはこういう方はいらっしゃいませんが
聞いた話によると、「ウチの犬がいつまで経ってもトイレを覚えないのは
ブリーダーの躾けが悪かったからだ。」 ・・・と。
あらゆる面において他罰的な考え方、責任転嫁をなさる方、確かにいらっしゃいます。
「子供がまともに育たないのは学校の教育が悪いからだ。」と、、
嘘みたいだけど本当に有る話なんです。

私達ブリーダーに出来る事はサークル(ケージ)内で排泄区分を教え込む事、
排泄しても良い場所はトイレトレーのペットシーツの上 ・・・ この事だけです。
お迎え後に室内を自由に歩かせている時にトイレトレーの場所を
子犬に教えてあげるのは飼い主様のお役目です。
室内環境も飼育環境もまったく解らないブリーダーにお尋ねになりましても
どんな繁殖者もそのご質問にはお答えできないでしょう。
人間の子供を考えれば解りやすいですが、「躾け方法や育て方に正解が無い」と
言われるのは各々のご家庭に合った方法がいくつも有るからです。
A様宅で成功した方法がB様に適切かどうかは誰にも解りません。なので、
飼育環境・犬・飼い主様の全てを実際に見てアドバイスできる訓練士が良いのです。

経験上、ワクチンは動物病院に、トリミングはサロンに行く方が殆どなのに、
躾けについてはどういうわけか自己流だったり、ブリーダーに聞いてくる方が
たくさんいらっしゃいます。
はっきり申し上げて、繁殖者は躾けや訓練においては門外漢です。
知り合いの訓練士も、「専門家を紹介しないブリーダーが多くて困る。
頭の良いプードル種に悪癖をつけてしまうと、非常に矯正が困難だ。」と言います。
躾けに困ったら専門家に任せましょう。


健康を守るのは動物病院・獣医のお仕事です。
子犬に限っては時に、獣医よりもブリーダーの方が詳しい事が有ります。
獣医科を卒業し、臨床を始めてまだ数年、いえいえベテランの獣医であっても
出産・育児に関しては経験豊かなブリーダーの比ではありません。
うちの獣医達もお産に関しては、よくアドバイスを求めて来ますから(笑)
子犬がストレスを受けた事によって引き起こされる諸症状についても
圧倒的に実体験が不足する獣医には正確な診断が難しいようです。

体力の落ちた子犬への人口哺乳(給餌)、これも殆どの獣医はできません。
せいぜい血管内に(下手な獣医は筋肉に)点滴するくらい。助産も下手です。
しかし、そんな獣医達も手術や投薬、(血液以外の)検査は概ね的確ですから
お迎え頂いたばかりの子犬の【当面の健康管理】
獣医とブリーダーが協力して進めて行くものだと考えます。
お迎え頂いてからお日にちが経てば、かかりつけ獣医の指示に従ってくださいね。


最後に、トリミング犬種のプードルにおいて
可愛いかどうかは10000%トリマーの腕(センス)にかかっています
プードルはお顔よりも毛質と骨格構成、それよりもトリマーの手腕です。
トリマーの技術しだいで、ご愛犬は可愛くも不細工にもなります

しっかり被毛をお手入れし、技術力のあるトリマーさんに定期的な
お手入れを受けている子は 絶対に可愛い です
一方、近くのサロンに漫然と(さっぱりするためだけに)通っている子は
どんなにお顔立ちが可愛くてもパットと見、人目を惹きません。
すれ違う人が感嘆の声を上げるほどご愛犬を可愛くゴージャスに見せるのも、
それなりのプードルにしてしまうのも、飼い主様の意識しだいです
子犬選びでお目目の大きさ、手足の1cmの長さに振り回されるほどの
強いこだわりをお持ちの方は、サロンも厳選なさると良いでしょう

雑誌に掲載されたモデル犬たちを貼付しておきますね

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最近大人気のアフロスタイルです

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