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飼いやすいのは男の子? 女の子?
2018 / 10 / 30 ( Tue )

子犬を迎える時に男の子にするか、女の子がイイか、迷うところですね。
どこのショップでも男の子の方が多く、価格も(女の子より)お安いです。
でも、これは決して“男の子より、女の子の方が勝る”からではなく、
出生比率で男の子の方がやや多い事と、繁殖者が女の子を残す傾向に
ある(犬猫セリ市場に出荷される数が少ない)、などの理由によります。
男の子と女の子、どんな違いがあるのか、私の感想を書いてみます。
※記載事項はあくまでも“傾向”であって、断言するものではありません。

男の子はストレートに愛情を表現する“飼い主様、命”クンが多いです。
いつまでも赤ちゃん赤ちゃんしていて人に対しては超甘えんぼ
一途な純真さを表してくれるぷぅちゃんをお求めの方にお勧めします。
また、いったん決まった上下関係を忠実に守るので、躾けも入りやすく、
多頭飼育に向きます。女の子・男の子を一緒に飼う場合では、
何でも女の子に譲ってしまう男の子が圧倒的に多いですね
男の子は縄張り意識が強い=気が強い、と誤解されがちですが、
今の男の子はテリトリー意識が低い(というより殆ど無い)子が多いです。
昔の日本犬のように自由に野山を駆け回り、片足を高々と上げて
電柱にマーキングの図・・・はまず、ありません。また、
マーキングとは他の犬のニオイが付いた場所に、自分のニオイを上書きして
テリトリーを守る行為ですから、他の犬のニオイが無い室内では起きません。
室内で排泄してからお散歩をするように躾けられているわんちゃんは
屋外で足をあげておしっこをする事はありません。
当ケネルでも屋外排泄させず、性格がおとなしい男の子は、成犬になっても
座っておしっこをします。(お迎え頂く時期は座って排泄します。)
このように、排泄やマーキングに対する間違った思い込みから、
男の子を敬遠する方がいらっしゃるのはとても残念です。
また、小さなサイズのプードルでは食事に気難しい子犬が多いとされますが、
これは女の子に多く見られます。男の子は概ね、食事に手がかかりません。

骨格・顔つき・体力において男の子が勝る、という説もありますが
大型犬はその通りですが、プードルなどの超小型犬には当てはまりません。
女の子の方が小さくておとなしい、という事は100%あり得ません。
小型犬において、これらの特質は性差よりも個体差です。
性格は個体差(つまり、生育環境)によるところが大きいですね。
ただし、被毛の差は顕著です。(特に成犬になってから)
生き物のオスはすべて、メスに比べて毛ヅヤが良く、毛量も多く、
美しい被毛を持っています。(ライオン・くじゃく等が解りやすいです。)
犬にも同じことが言えます。被毛は女の子より男の子の方が優れています。

一方、女の子は赤ちゃん時代からおとなびた性格の子が多いです。
いわゆる“おませちゃん”です
テンションのアップダウン(好き嫌い)が激しい傾向もあります。
いつも飼い主さんの目を気にしていて、愛情表現も控えめです。
じっと見る子が多いので、見つめられるのに弱い飼い主さんには、
たまりません。飼い主さんの行動パターンを覚えて、先回りして
行動するといった洞察力に優れるところもあります。

飼い主様から興味深いお話を聞きましたのでご紹介します。
男の子は市販されている「マナーベルト」着用中はオシッコ(マーキング)を
しないそうです。まだ躾けが完璧でないワンちゃんや緊急時には助かりますね。
俗にいう≪うれション≫が女の子に多い、とは聞いていましたが、
マナーベルトを着用すると男の子の≪うれション≫は完璧に防げるそうです。
躾けが完了すればベルトなしでもお行儀良くできるのだそうです。
お困りの方、ぜひお試しくださいね


ここからは訓練士さんの話です。
女の子は一頭飼いでも環境しだいで上下関係をあまり守りません。
女の子同士の多頭飼育では、順位が決まりにくいので、ちょっとした
小競り合いが時々あります。
自分が一番に愛されていたい面があるので、気の強い女の子ですと
二頭でだっこするのを許してくれないこともあるようです。
男の子女の子混合の多頭飼いでは、女の子の方がボスになりやすいです。
また、賢すぎてイタズラをしても「私じゃないわよ」という顔をする子も
いるそうです。感情が絡む躾けには忍耐が必要で、飼い主さんには
リーダーの自覚が常に不可欠です。
同じケネル出身の子犬は生育環境が似ている事から、早く馴染みやすいと
考えられています。

いかがでしょうか?子犬選びの参考になればうれしいです。

この記事は2016年3月に作成しました。


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