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子犬選び☆どこをどう見るか。


同業者の皆様、私のブログ記事を盗用するのではなく、
ご自身の経験に基づく ご自分の言葉でお話しください。
当ケネルの文章を多少脚色して転載しても説得力に欠けますし、
お客様は様々なブログをご覧になっていますから、すぐにバレて
恥ずかしい思いを致しますよ。そのような行為はお止めくださいね。


では 本題子犬選び☆どこをどう見るか。
健康で遺伝上の問題が無く、
ていねいに躾けられて、性格が良いのは当たり前です。
そういうレベルでは無く、もっと踏み込んだ話です。
犬を見る目がそこそこ有るとお考えの方に
更に注意して見るべきポイントをお知らせしますね
テディベアの必須条件はコチラ
お顔の毛色(濃淡)についてはコチラ


まず、体型
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プードルの理想体型は
①首の付け根から尾の付け根までの長さ(体長)と
②肩からつま先までの長さ(体高)がほぼ同じ。
体長:体高の比率は1対1で、
真横から見た時に真四角になるスクエア体型です。
スクエアバランスの子犬は足が短いと当然、胴体も短くなります。
時々、足が短い子犬(ドワーフタイプ)にこだわる方がおられますが、
ドワーフ=体が小さな個体、ではなく、ドワーフとは足短・胴長
指しますから、そういう個体は成犬になった時にプードルの長所である
軽快な足取りで歩けず、非常にみっともないプードルになります。
それに、ドワーフプードルはその殆どが犬種標準書を全く無視した
パピーミルが「子犬時代に客受けする犬」を目的に交雑した雑種です。

ドワーフ=ボディサイズが小さな子だと思い込んでいる方は
今からでも正しい知識を得てください。皆さんが探しておられるのは
「足が短く、胴体も短くつまったショートバック」の子犬のはずです。
どこかの仲介屋が「プードルはドワーフでショートバックが人気」とか
バカげた事を書いていましたが、そんな個体は地球上に存在しません。

ダックスしかり、コーギーしかり、胴体の長い個体は
必ずマズル(お鼻)が伸びます。
それが生き物のバランスです。
胴伸びがあって、マズルが短い純粋なプードル種など世の中に居ません。
もし、どこかでご覧になったなら、その個体は雑種です。
プードルの血統書が付いていたなら、それはブリーダーが偽造しています。
1億パーセント、間違いありません。

  
私の子犬は足が短く、ボディが詰まっています。
※ 私の子犬の中にも ごくごく幼い(生後2か月)頃はドワーフ体型に
見える子犬がたまに居りますが、赤ちゃん時代にドワーフ体型に
思える子犬も成長に伴って必ず、理想的なスクエア体型になります。
※細かいようですが、当ケネルではドワーフタイプは欠点であり、
プードル種では有り得ないとみなすため、「タイプ」ではなく、
赤ちゃん時代はドワーフに見える「体型をしている。」と表現します。


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続いて、お顔
お顔は配置バランスに注意して見ましょう。
プードルの子犬の目は、先々どんな子も必ず大きくなります。
それより重視するべきは生涯、殆ど変わらないパーツの配置バランスです。

両目の間(眉間)から「頭頂までの長さ」と
「眉間から顎下までの長さ」がほぼ等しいこと。

「眉間から左ほほ、右ほほまでの長さ」がほぼ同じであること。
眉間を中心に描いた円内にこれらがきちんと収まっていることです。
このように黄金比バランスをキープしている子犬は
両目とお鼻先を結ぶラインが正三角形を描きます。
「離れ目」がちの子犬が人気な理由もこれですね。
逆に両目が寄って(目と目の距離が近い)、お鼻が長い子犬は
両目とお鼻先を結ぶラインが二等辺三角形になります。
画像だけで判断なさる場合は子犬が顎を下げている時は
マズルが長く見えてしまうので、真正面から見るようにしましょう。

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2番目はフェイスラインです。
頭頂から両耳、顎下ラインを結んだ時に真正面から見て
「まんまる」に見えるのが理想的です。

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画像の子犬のように、
真横から見た時にも後頭部からお鼻先に至るラインが
「まんまる」な子犬が理想中の理想ですが、
そういう子犬には滅多に出会えませんね。

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3つ目はお耳の付き位置とカタチです。
お顔の第一印象を大きく左右するお耳ですが、
これを気になさる方は非常に少ないです。
イラストのように、お耳の付き位置は両目を結ぶラインよりも上、
お耳の下は顎下ラインより、少し上あたりが理想です。
(耳下の長さは将来、トリミングで長くも短くもできます。)
お耳の付き位置やカタチは一生涯変わりません。
ねじれたお耳や韓国系に有りがちな長すぎるお耳はパスです。
横顔画像では皆さん、お鼻の長さばかり気になさいますが、
お耳の付き位置やカタチもしっかり見てくださいね。

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当ケネルではどの子犬にも最新動画や最新画像をたくさん掲載しています。
それでも「〇〇な画像は無いか?」と時々聞かれますが、
ブリーダーが見てほしい所、買い手がしっかり見るべき箇所、
つまり要所画像はアップでしっかり撮って載せています。
見当はずれ、的外れな別画像を求められましても見るべき重要箇所が
解らない方には好奇心を満たすだけで何も解らないでしょう。
(別画像をご希望の方は更新をお待ちくださいね。)

最後に、プードルの子犬選び(外見)で
一番大事なのは やっぱり被毛
当ケネルがほぼ毎回、掲載している画像ですが、
これらの画像のどこをどう見るか、お解りでしょうか

子犬の毛量の有るなし、毛質の良し悪しは後脚部分で見ます。
人間でいう「ふくらはぎ」部分です。
ココに部分の被毛が良くない(毛質や毛量が無い)子犬は
背中にいくら毛量が有っても選んではいけません。
さらに「肉球の間の毛」や「爪切り」など足裏の手入れがきちんと
されているかどうかも見ましょう。
犬の肉球は20個、指は16本あるので手入れはかなりの手間です。
指間の毛と爪の手入れがしっかりされている子犬のブリーダーや
ショップは隅々まで行き届いた良い管理がなされています。
(その逆は最悪です。さっさと見切りましょう。)
足裏パッド(肉球)の色素まで注意深く見る目が備われば完璧です。

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ボディサイズやお顔に目が行きがちですが、
この画像からも後脚=「人間でいうふくらはぎ部分」を見ましょう。
抱き上げた時に後ろ足をキュッと腹に寄せる子犬は膝蓋骨が健全です。
膝蓋骨がユルイ子犬は両足を交差させたり、ダランと下がります。

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後姿ではボディサイズや被毛の巻き、毛色ムラの有無を見ます。

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遺伝子の健全性
現在、検査可能な遺伝子は次の3つです。
● DM変性性脊髄症
● PRA進行性網膜萎縮症(prcd)
● VWDフォンヴィレブランド病 type1
この3つ以外の疾患は原因不明です。
原因不明ですから、遺伝性疾患では無いと断言できませんが、
「遺伝子」が見つかっていないため、遺伝病とも断言できず、
ゆえに「原因不明」です。(例:てんかん、レッグペルテス病)

外観から解る犬質の健全性は「色素ポイント」を見ます。
※被毛色ではありません。色素ポイントとは目(虹彩)、鼻、
リップ、足裏パッド(肉球)で、プードル種は爪色は見ません。
これらが漆黒か、真っ黒であれば犬質が優れています。
色素ポイントは暗褐色は許容、ピンクや肌のような色は不可。
子犬の目(虹彩)は濃群青色は許容。明るい青は不可。


ここまで私が書いた事はブリーダーやショップさんは百も承知です。
では、なぜ書かないか 
どうして重要箇所の画像を載せないか

理由はカンタンです。そこまで管理の手が行き届かないから。
そんな絵にかいたような理想的なプードルの子犬が居ないから(ブリーダーは
作出できない、ショップは高額すぎて犬猫セリ市では落札できないから)です。
他に理由はありません。
良いプードルの作出に熱心で真摯なブリーダーは自信を持って正直に書きます。

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当ケネルのように要所、要所を細かく撮って
最新動画とともに掲載しているブリーダーは殆どいません。
ブリーダー自身が買い手様にどこをしっかり見て頂くべきかを知らないからです。
だから、可能な限り多くのブリーダーを訪問し、たくさんの子犬をご覧になっても
私がホームページで飼い主様を募集しているような子犬には出会えないのです。
ここに書いた基準を元にショップさんやブリーダー巡りをなされば、
私が書いている事が本当かどうか、お解りいただけます。
大手ショップのバイヤーさんや飼い主の皆様が、そのようにおっしゃいます。

買い手様は自分が見て「ビビッと来るかどうか」とか「インスピレーションで」とか
意味不明の基準で子犬をお探しになりますが、
家族の一員、一生涯の伴侶を探すのに、そのようにテキトーでは困りますね。
洋服や野菜選びとはリスクが違います。生き物は目に見えない所まで
用心深く、充分見極めないと必ず後悔します。情報と知識をたくさん得て
見るべきポイントを正しく知っていれば画像から売り手や子犬の様々な側面が
見えるようになります。しっかり勉強して良い子犬をお選びになりますよう。



この記事は2020年1月に作成しました。


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