死亡原因を問わない補償特約
まず最初にお伝えしたい事は、動物の場合
死亡原因が解らない場合が殆どだという事。解剖しても、です。
たとえば、直接的な死因が「脱水による死亡」であっても、獣医が
脱水が起きた理由を確定診断するのは ほぼほぼ不可能だと言っても
過言ではありません。しかし多くのブリーダーは補償には
獣医の確定診断書(中には2病院の診断書)を求めています。
こんな(獣医が死因を確定する)事は実際には まず無理です。
なので、国民生活センターでも
死因(補償)を巡る相談が後を絶たないのです。
このご案内は子犬を迎えた後に無用なトラブルを引き起こさないため、
飼い主様を守る内容となっております。根拠のない正常性バイヤスに
惑わされるがございませんよう、願っております。
ショップ経営者やブリーダー仲間の話では、
販売された子犬のうちの約10%が生後1年未満の間に
不慮の事故(急激かつ偶発的な外来の事故)などで幼い命を落とすようです。
死亡原因は事故だけに限らず、現在の獣医学では原因不明とされる疾患や
分譲時はもとより、お迎え頂いてからしばらく経っても発見できず、
3カ月間の保障期間経過後に見つかる疾患(門脈シャント・レッグペルテス等)、
先天性疾患(環軸椎亜脱臼・動脈管開存等)や誤飲など多岐にわたります。
経験上、これらの多くは満1才(人間年齢18才)頃までに生じます。
当ケネルも例外では無く、昨年1年間 にお譲りしたぷぅちゃんの中で
事故や誤飲、突然死などにより6 頭もの幼い命が失われてしまいました。
これは販売総数の10%近い割合になります。
お迎え1年以内の死亡例は こちら
ごくごく稀に(病気ケガ対応の動物保険にも)、ひと昔前の考えをお持ちなのか
「オタクはすぐに動物保険のお世話になるような犬を売るのか?」 と
おっしゃる方に遭遇しますが、
当ケネルオリジナルの死亡補償制度においては 全く真逆 です。
つまり、自信が無い子犬を売っているようでは、この制度は成り立ちません。
大手ペットショップが提供するショップ独自の生命補償制度と比較しても解る通り、
一般に死亡補償料は生体価格の30%~50%です。
矛盾するようですが、1年以内に病気や先天性疾患で亡くなる子犬が多いようでは
当ケネルは立ち行かないし、逆にショップなどが生体価格の10%という低額で
生体保障制度を設けられないのは それだけ子犬にトラブルが多い、という事です。
(1年補償を謳うショップは補償料を組み込むため、子犬価格が非常に高額。)
それから、もうひとつ大事な点
大手ショップさんが設けている死亡補償制度は
子犬に(販売者・生産者由来の)先天的な疾患が見つかった場合のみ、です。
ショップやブリーダーは自分達に起因しない
死亡については いっさい補償しません。
飼い主様の不注意で死なせてしまったら、当然ながら補償対象外です。
けれども、ぷ~どるガーデンは死亡理由を問いません(※)
子犬を落としてしまったり、誤飲による窒息死、交通事故でも
死亡理由を問わず、無料で同等の子犬をお渡しします。
当ケネルのように飼い主様の責による死亡まで補償する販売者は
全国どこを探しても他にありません。※ 詳細はご契約時にお示し。
ブリーダーがどんなに健全で病気知らずの子犬をお渡ししても、
飼い主様が注意深くお育てになりましても、獣医がどれほど慎重に
医療行為を施しても、不測の事態、不慮の事故は起きます。
私達人間も、病気ケガ対応の保険と万一に備えて生命保険に加入しますが、
それと同じだとお考えください。死亡補償特約は
病気・ケガ対応の動物保険にご加入の方に限り、
ご提供 させて頂く 当ケネルオリジナルの補償サービスです。
死亡補償のみのご加入はできません。
子犬を亡くされた飼い主様のお嘆きはかなりのもので、本当に心が痛みます。
事故は注意していれば防げるかと言えば、必ずしもそうではありません。
予測しない不運な事故は人間同様、子犬にも起こります。病気も同じです。
このことから、当ケネルは殆どのショップやブリーダーが「採算が合わない。」
「こっちが損をする。」「補償リスクが高すぎる。」として敬遠している
1年間の死亡補償特約を2018年1月より新設しました。
※保険料は生体価格の10%で
税込み生体価格が30万円未満の場合は一律33000円。
お迎え日から先の1年間、子犬ちゃんに万一の事態が生じた場合、
死亡理由を問わず(※)、当ケネルが選ばせて頂いた
同種、同性の近似する子犬を無料でご提供致します。
(※)補償対象から除外するもの
●動物病院内での医療事故(手術中、入院中、ワクチン接種直後など)
●トリミングサロン内での事故(落下・アーム吊り・熱中症等)による死亡
上記は100%事業者の責任ですから、それぞれの事業者が加入している
業者保険で対応して頂きます。訓練所・犬の幼稚園なども同様です。
●飼い主様ご判断の治療放棄による安楽死。
【参考資料】

獣医師賠償責任保険、アニコム フロンティア保険 など。

ペットシッター向け保険
ペットプロテクト保険、ペット事業者賠償責任保険など。
殆どの動物病院は賠償保険に加入しておられますが、
トリミングサロンは非加入が多いです。
技術も大事ですが、万一の時にしっかり保障してくれるお店を選びましょう。
お耳を切られた、舌を切られた、、、は日常茶飯事だそうです。

条件付き(契約前にご案内)でお引き受けします。

ご加入になります。
「病気は注意していても罹ってしまうけど、
ケガや事故は気を付ければいい事だろ?」と言う方がいらっしゃいますが
それは違います。 それこそ真逆 です。
どれほど注意を払い、じゅうぶん気を付けていても
ケガや事故に遭遇してしまうから、 不測の事態 と呼ぶのです。
人間だって一寸先が解らないから病気・ケガ・入院保険に加えて
生命(死亡)保険にも加入しますね。子犬も同じです。
特に満1才まで(人間年齢に換算すれば18才まで)はキケンがいっぱい。
死亡事故を実際に経験なさった方の
喪失感は私達の想像をはるかに超えるものです。ペットロスは
新しい命によってのみ癒されるのでは無いでしょうか。
1年以内の死亡例
ショップ経営者やブリーダー仲間の話では、
販売された子犬のうち、約10%が生後1年未満の間に
不慮の事故(急激かつ偶発的な外来の事故)などで幼い命を落とすようです。
当ケネルも例外では無く、昨年一年間 にお譲りしたぷぅちゃんの中で
事故や誤飲、突然死などにより、6 頭もの幼い命、が失われてしまいました。
これは販売総数の10%近い割合になります。
死亡補償特約については こちら
不測の悲しい事故が2度と起こらないよう、飼い主様のご了解を得て、
近年に起きた死亡事故例を以下に掲載させて頂きます。



抱っこでお散歩中、道路に面した民家の室内に居たチワワの吠え声に
驚いた子犬が飼い主様の腕の中から飛び降り、頭蓋骨骨折で即死。
※お首に合った小さなサイズのリードを付けていなかった。

キッチンで子犬の食事を作っていた所、足元の子犬が後ろ足でピョンピョン。
膝蓋骨を痛めては、、と片手で抱き上げ、食事作りを続けた所、
子犬が暴れて床に落下。頸椎骨折で即死。
※小さな子犬でも全力でもがけば片手では落としてしまします。

初めてリードを付けてお散歩の練習。路上の子犬が動かないため
飼い主がリードを軽く引っ張った所、驚いた子犬が後ずさりし、首輪から
抜けてしまった。走り出した子犬は運悪く自転車に轢かれ、内臓破裂で即死。
※首輪は子犬の命綱です。ファンション性の高い首輪より、お首のサイズに
合った一体型のリードをお勧めします。選択基準は何よりも、安全第一で。

来客の煙草の吸殻3本を誤飲。気づくのが遅れ、死亡。

お子様が噛んで捨てたキシリトールガムを見つけて誤飲。
アナフィラキシーショックで死亡。子犬にキシリトールは禁忌です。

遊びに来ていたお孫さん達が遊んだ水フウセン全部を誤飲し、死亡。

犬用のカートから飛び降りて即死。
※プードルは飛び降ります。どこからでも飛びます。
特に、プードル初心者の方はご注意を。
プードル種は他の小型犬とは瞬間的な動きや反応が全然違います。
私達の想像をはるかに超えて 瞬時に 動きます。
皆さん「まさか・・・」とおっしゃいますが、その まさか が現実になります。

ドッグランで中型犬に噛まれて即死。

ワクチン接種後、体調が急変。アナフィラキシーショックで死亡。
これは非常に多い事例で、毎年必ず数例起きます。
接種前健診を怠った獣医は「生まれつき何か有ったかも?」と
必ず言いますが、もちろん先天的には何もありません。
※ショックが起きれば通常、獣医は中和剤などで救急措置を施しますが、
対処が不適切で病院内や帰宅途中で死亡した場合は獣医が加入する保険で
補償するのが筋です。ワクチンは体調急変が起きても獣医が対処可能な
朝一番などの時間帯に接種され、接種後は落ち着くまで暫く(30分ほど)
病院付近で待機なさいますようお勧めします。

お風呂でシャンプー中、倒れてきた浴槽のふたの下敷きになり即死。


突然死。急に飼い主様のそばに寄って来たかと思うと、足元で急死。
原因不明の突然死は小型犬に多発します。死因究明は解剖しても困難です。

階段から足を滑らせて落下、3日後に死亡。
成犬間近になり、動きが活発になるほど事故は多発傾向に。

友人の女の子(小学2年生)が子犬に外を見せてやろうと
飼い主宅のベランダ(5階)から
子犬を抱いたまま両手をベランダの柵外(空中)に差し出した所、
驚いた子犬がもがいて手から離れて落下した。
子犬の体があちこちに衝突しながら落下。即死。

異物誤飲。動物病院に運ぶ途中で窒息死。
飲み込んだ異物はプラスチック製の幼児のオモチャ。

避妊手術を終え、帰宅途中に体調が急変。
動物病院に戻り着いた時には、すでに死亡していた。
手術ミスの可能性が非常に高いので、獣医が補償するのが筋です。

突然死。
飼い主様が帰宅したところ、サークルの中で亡くなっていた。
原因不明だが、ウィルスによる心筋炎の可能性も?

釣りのオモリを誤飲。鉛中毒で死亡。

ソファーに座っていた飼い主様の膝から落下。即死。

突然死。原因不明。

風邪からの胃腸炎で嘔吐。吐物による誤嚥性肺炎で死亡。
軽い咳が2~3回出た段階でご連絡を頂きましたので、獣医と連携でき
残念な結果になってしまいましたが、代替え犬を提供させて頂きました。


ドッグフードをノドに詰まらせて死亡。
フードはまだまだ柔らかくして与えてください。
犬は元々、咀嚼せず、丸呑みします。フードを軽く水で湿らせたり、
早食い防止用食器を選ぶなど、成犬後も工夫が必要です。

飼い主様の膝に飛び乗ろうとジャンプしたところ、
低いリビングテーブルで脳天を強打。脳挫傷で死亡。
獣医が駆け付けた時には既に心停止、瞳孔散大で死亡を確認。

トリミング中に急死。トリマーは「爪切り中に急にガクンと倒れた。
急いで獣医に診せたがすでに死亡。獣医の診断では心不全か脳疾患。」
当ケネルに相談されたので、「①トリマーが犬を落とした、②保定用アームで
犬が首吊り状態になった、③熱いシャワーと熱いドライヤーによる熱中症、
この何れかだからトリマーと話し合うように」 とアドバイスしたところ、
トリマーが過失を認め、トリマーが加入している事業者保険で補償。

飼い主様が仕事から帰ったらケージ内で死亡していた。原因不明の突然死。
生体保障特約が切れるわずか2週間前でも、こんな事が起きます。

誤飲による腸炎 → 中毒症状により、入院中に死亡。
お散歩途中に何かを咥えたのを飼い主様が視認し、口を開けて見たが
何を飲み込んだか確認できず。その夜、嘔吐を繰り返したので
救急病院に行き点滴。翌朝、かかりつけ医に診せるも意識混濁。
入院中に「死亡」の連絡あり。獣医の見解は「殺鼠剤では?」との事。

キャンプ先の釣り堀で他の客が捨てた釣り針を誤飲。旅行先で病院を探すも
獣医が診た時には既に手遅れで死亡。

朝起きてみると大量の便が出ており、子犬は死亡(死後硬直)していた。

お散歩中に「キュン」と泣いて突然倒れ、そのまま死亡。
お誕生日目前、生体死亡補償が切れる4日前に起きた突然死。



※心配なのは小さいうちだけで、しばらく経てばプードルは育てやすく
病気やケガ・事故に遭いにくい、とお考えでしょうか?
そうだとしたら、それは大変な誤解です。
むしろ、体が大きくなればチカラも強くなりますから、犬を落としてしまう
可能性が より高くなりますし、体重が有るため大事故につながります。
走るスピードも速く、しかし頭の中はまだまだ赤ちゃんなので無謀に行動します。
満1歳までは本当に本当に「まさかの事故」が多いのです。
死亡補償特約についての詳細は売買契約書でご案内しております。

子犬をお育ていただける方に限り、お付けできる大きな補償です。
ご自身でお選びになった用品類を用いて、ご自身(独自)の考えで
子犬をお育てになり、それでトラブルが生じ、責任だけを当ケネルに
押し付けられては堪りませんので、補償をお引き受け
できるかどうかの判断は、当ケネルにお任せいただいております。
【トラブルの例】
● ワット数が少ない安物ヒーターにより、低体温症を起こして死亡。
● 体型に合わないリードを付けたため、頚椎損傷による死亡。
● ハーネスタイプのリードを付けたため、肩関節脱臼。手術時に死亡。
● 指定以外のフードを与え、急いで飲み込んだ子犬が窒息死。
● 指定以上の8種ワクチンを接種。アナフィラキシーショック死。
● 当ケネルの指示を無視し、獣医に従ったため、強制給餌失敗で死亡。
● 市販シャンプーを使い、アレルギーで全身脱毛。
● 市販ブドウ糖で激しい下痢を起こし、脱水症状を呈して死亡。
● 市販スリッカー・コームを使い、毛切れで被毛がボロボロ。無残な姿に。

体調不良が起きた時はすぐ当ケネルまでお電話ください。
真夜中でも電話に出ます。最初にお知らせ頂けず、
病死後に報告されても補償しませんのでご注意ください。
【急な体調不良の一例】




上記以外でも、獣医の診察を受けた場合は必ず当日ご一報ください。
飼い主様からのメールはスタッフ全員で拝読、情報共有しております。
どうぞよろしくお願いします。
動物保険
ペットが家族の一員と考えられるようになり、動物医療も高度化して
治る病気が増えたことから、ペットは長寿になりました。
少し前までは動物保険の必要性に対するご認識が無い、
もしくは低い方が非常に多かったのですが、
最近はペットも動物保険に加入するのが当たり前、と
お考えになる飼い主様が殆どで、大変喜ばしい傾向です。


しかし、保険(商品)選び、となると正直な所、ブリーダーから見て
「まだまだ生き物に対する危機(リスク)意識、ヘッジが甘い」、と感じます。
当ケネルは複数の動物保険の代理店資格を有しており、
自称 : 動物保険マニアの私 が
各保険会社から取り寄せた最新の約款を隅々まで読み込み、
「これぞ」 と思う商品を飼い主様に自信を持ってお勧めしていますので、
ほぼ全員の方が私の勧める動物保険にご加入なさっています。
当ケネルを介して動物保険(病気・ケガをカバー)にご加入頂きますと、
さらに当ケネルオリジナルの生命保険(死亡保険)にもご加入頂けますので
他所様には無い、非常に手厚い補償となります。
飼い主の皆様は何の心配も無く、プードルライフを存分に楽しんで頂けます。
※動物保険や生命保険の詳細は契約時に詳しくお話させて頂きます。
この記事は
保険商品の加入案内(勧誘・セールス)ではありません。
イラスト も 記事とは全く無関係 です。
誤解がございませんよう、どうぞよろしくお願いします。
記事は飼い主様が陥りやすい 間違った保険選び についてのお話です。
間違った保険選びをしないための参考にして頂ければと思います。
まず、その前に、、
当ケネルが扱う複数の動物保険の特長をカンタンにご紹介します。
繰り返しますが、これは保険勧誘のための記事ではありません。
あくまでも間違った保険選びをしないための 警鐘 とお考えくださいね。
当ケネルを介してご加入頂く保険商品には 特典が2つ あります。
(※) 詳細については契約時にご案内します。

お迎え当日(当ケネルの玄関を出た瞬間)から先1カ月間は
病気・ケガによる通院・入院・手術のほぼ100%がカバーされます。(※)
つまり、待期期間ゼロ ( 病気・ケガとも ) という事です。
通常の保険には2週間~1か月程度の待期期間があります。
待期期間とは、保険料を払っても補償が開始されない期間のことです。
この点について、誤解を招くようなセールスがネット上に多々見受けられますので
皆様、注意して契約条件(約款)を読み込んでくださいね。
例えば、◆社。待期期間なし、と明言していますが、
(ご愛犬が)◆社の保険に加入できるかどうかの審査があるため
申し込み日から補償開始までに最短で21日(かかる) ・・・ 。
これって立派な「待機期間」ですね。
また、ケガには待期期間がないけれども病気には20日間(待期期間が)ある、など
ウッカリ見落としてしまうような記述も見受けられます。
待期期間の有無だけを見るのではなく、「加入申し込み日」から「補償開始日」まで
間が空かないか 否か、を確認するようにしましょう。
さらに90%補償や100%補償、、、のセールストークにも注意が必要です。
これらの保険には必ず「上限」や「回数制限」が有ります。
(保険を)幾ら使っても、何回使っても、かかった医療費が90%、100%
保証される ・・・ そんなユメのような保険商品はこの世にはありません。
100%保証するけれども上限は10万円ですよ、回数は1回限りですよ、
もしそんな契約内容なら医療費の総額50万円以上と言われる骨折時や小型犬に
多いとされる門脈シャント手術や膝蓋骨脱臼手術には殆ど役に立ちません。
皆様、保険商品の約款は細かくて面倒ですが、しっかりお読みくださいね。



お迎え後に発覚した先天性疾患も 生涯にわたって 保証されます。
通常の保険は先天性疾患(※)は補償対象外です。
お迎え後に心疾患が見つかったり、骨や関節の形成異常など、販売時に
獣医でも発見できなかった疾患は市販の保険商品は補償から除外されますが、
当ケネルを介してご加入頂いた保険を継続して頂く場合は保証されます。
(※)ここで言う先天性疾患とは保険会社の言う「先天性疾患」であって
動物医学上の先天性疾患ではありません。遺伝性疾患を例に挙げると
てんかんやレッグペルテスなどは(保険会社によっては)
先天性または遺伝性とされますが、医学上は疾患を引き起こす遺伝子が
特定されない限り、遺伝性疾患ではありません。
大抵の保険会社は原因不明の疾患を遺伝性または先天性で括りますが、
この括り方(範囲)も保険会社によって異なります。
医学界の見解と保険業界の基準は必ずしも一致しません。
先天性疾患は私の40年の経験上、その多くが生後1年未満に現れますが
満1才を過ぎてから、(私の知る限り最高で)満3才を過ぎて現れた例もあります。
保険会社から聞いた話では5才を過ぎて関節に先天性の欠損が見つかった仔や
販売前健診で見つからず、飼い主様行きつけの獣医でも解らず、4才になって
初めて先天性の僧帽弁疾患が見つかった例もあったそうです。(いずれも保険対象)
この様な事例を踏まえ、お迎え当初ご加入になった動物保険の継続をお勧めします。


最後に、飼い主様のお気の毒な 失敗例 を2つ。
① 当ケネルを介してお迎え当初に加入した動物保険を継続していたが
元気いっぱいで3年間一度も使わなかったため、4年目は継続せず(契約解除)。
その後、肝臓内にシャント血管が見つかり、手術が絶対に必要な状態になったが、
手術費見積りが40万円のため経過観察を選択。
その後、飼い主様からの連絡はありません。
② 当ケネルを介してお迎え当初に加入した動物保険を
初年度(満1才まで)は継続したが、多頭飼育のため、同じ保険会社の
保険料が安く 保証も少ないプランに変更した。変更数か月後に足を引きずるようになり、
病院に行ったところ、レッグペルテスに罹っている事が判明。
この保険会社の約款ではレッグペルテスは先天性疾患に該当するため、
飼い主様がご加入中の保険では補償対象外となった。(手術費50万円超は自己負担。)
当ケネルを介してお迎え当初にご加入頂いた保険は、ブリーダー直譲タイプで
一般の方は加入できない保険です。
この保険をご継続頂いていたなら、先天性疾患も生涯補償してくれます。
仮に治療費が総額50万円かかったとしても、最大40万円が保険で賄われますから
10万円の出費で済む、、という事になります。
先天性疾患をカバーする保険は知る限り、他にはありません。
当ケネルがお勧めするブリーダー直譲タイプの保険は
終身更新可能、先天性疾患までカバーできる、
たいへん優秀な保険商品です。
飼い主の皆様は、当ケネルに限らず、ショップやブリーダーが勧める保険には
他には無い非常に大きなメリットがあるとお考えになり、保険募集人の話を
じっくり、しっかりお聞きになって、充分ご理解くださいますよう、お勧めします。
保険料で儲けたいのか、自分でもっと安くて良い保険を選ぶわ、とお考えの方は
一見、解りにくい落とし穴 にハマらないための充分な注意が必要です。


この記事は2021年3月に作成しました。
動物保険(大嘘つき)
本当に、もううんざりします。
これだけ正直に、一生懸命ブリーディングに励み、
良い子犬をお安くご提供させて頂こうと頑張っているのに
どうして お客様から ウソばかり吐かれる のでしょう。
動物保険について、です。
当ケネルでは、飼い主様と繁殖者が力を合わせて、子犬が
立派な成犬になってくれるまでの1年間(人間換算で18才まで)は
特に手厚い補償を備えてあげたいと考えています。
私達は生まれてくれた瞬間からたっぷりの愛情を日々惜しみなく注ぎ、
目を変え、タイミングを変え、子犬の動きや仕草を注視して報告し合い、
飼養面では毎日の体重、食事量、体温等を細かく記録しております。
2週間おきに獣医に診せ、お渡し直前には2病院3名の獣医が検診。
ドッグトレーナーの行動審査まで受けて、健全な子犬を
お譲りできるよう、皆が一丸となって一生懸命努めております。
このように心を込めてお育てした子犬を迎え入れた後は
今度は命のバトンを受け取った飼い主様が、ケガをさせないように、
病気に罹らないようにと、注意深く目配りしてくださると思います。
そして充分気を付けていても、ケガや病気になってしまった場合は
動物保険を活用して手厚く治療してあげてほしいと願います。
動物保険に加入しない方の中には
「医療費に糸目をつけない(医療費を節約しない)。」と
おっしゃる方が居られますが、それは信用できません。
年間、わずか4万円程度の保険料を躊躇なさる方が
下手をすれば(骨折など)40~50万円かかる手術を
何のためらいもなく、受けさせてくださるでしょうか?
実際、動物保険非加入の飼い主に骨折の自然治癒を選択され、
足に生涯癒えない重大な後遺症を負った子を知っています。
お迎え後にホームシックやストレスから食欲を失くし、
数日間、何も食べていないのに放置されて亡くなった子もいます。
当ケネル経由の動物保険はいずれも、
お迎え当日から先、最もトラブルが起きやすい1か月間は
医療費が100%補償されますから(※)、
気がかりな点がほんの少し有っただけでも迷わず動物病院に
かかって頂けます。(※)詳細はご契約時にご説明いたします。
動物保険非加入の方は私達人間も含め、生き物が生きて行く上で
等しく追うリスクへのご認識がまったく足りません。
ですから、自分の落ち度で獣医に診せるのが遅れたとしても
(生き物が負うリスクへのご認識が足りないため)
全責任をブリーダーに転嫁してこられる傾向に有ります。
これは当ケネルに限らず、生体販売者(同業者)さんなら
全員の方が賛同してくださる普遍的事実です。
当ケネルでは私達が大切に育て上げた子犬を全幅の信頼と共に
飼い主様に託すのですから、飼い主様もあらゆる備えをもって
子犬を迎えて頂きたいと希望します。
運まかせで子犬育てをする様な方に、愛おしい子犬を託すことなど
私には怖くて出来ません。
さて、私が吐かれた 大嘘、ひとつ目 は ・・・
➀ 知り合い(または身内)に保険を扱っている人が居り、
その人から頼まれて、そこから加入するので
当ケネル経由の保険には加入しない。
動物保険非加入の方の理由は99.999%コレです。
こういう方は恐らく、知り合いなど居らず、ネットで検索した激安保険に
入るお積りなのだというのが透けて見えますが、
おカネが無いから安い保険に入ります、とは口が裂けても仰いません。
しかし、経験豊富なブリーダーを騙すことなどできませんよ。
なぜなら、
知り合い(または身内)の方お勧めの保険に加入なさっても、
その方に入る手数料は年契約でもせいぜい千円か2千円程度、
月払いなら200円ほどだからです。動物保険ってその程度です。
お知り合いまたはお身内の方が、そんな端金欲しさに
当ケネル経由の特典付き保険よりも、自分の所で加入するように
勧めるなど絶対に有り得ない話です。それでも自所加入を勧めるなら
その人は動物保険の知識が皆無か、飼い主さんの利益をな~んにも
考えてくれない飼い主さんに無関心な知人か、冷淡な身内でしょう。
さっさと縁をお切りになった方が良いかも知れません。
それほど、当ケネル経由の保険との待遇差が大きいという事です。
実際、保険代理店自営の方も必ず、当ケネル経由の特典付き保険に
ご加入になります。みすみす損は出来ませんよ、と言いながら。
私が吐かれた 大嘘、ふたつ目
② 知り合い(または身内)に獣医が居る。
この嘘も多いですね。
これは➀ とは真逆で、こういう方は獣医を利用する事しか頭に無い
非常に利己的な飼い主さんです。
例えば、お迎え“直後”に誤飲による事故が起きたと仮定して、
処置にかかった医療費が10万円だったとします。
動物保険に加入していれば、補償対象(“直後”は100%)ですから、
獣医は10万円の治療費がそのまま収入になります。
しかし、保険非加入なら(飼い主様が獣医に
無料で治療して欲しいと伝え、獣医がそれに応じたなら)
獣医はタダで大変な治療をしなければならなかった事になります。
知り合いでも身内でも、このような関係は軋轢を生みますね。
骨折や脱臼となれば医療費は50万を超えることも有ります。
もしそうなった場合、私なら家族に開業医が居たとしても
要した治療費は保険会社から(家族に)給付してほしいと思いますね。
※ 手術費50万の内、動物保険で80%補償=保険給付は40万円。
自己負担分の10万円は「身内だから要らないよ。」、、、というなら
話は解りますけどね。
実際、「息子が獣医」と仰る方も当ケネル経由で加入なさいましたね。
皆様、どのように思われますか?
これらの、火を見るよりも明らかな事が、当ケネル経由で
動物保険に加入しない理由になると、お思いになりますか?
私達は、生体費以外に動物保険などのお金が掛る事を充分承知で、
だからこそ、生体価格を国内に例がないくらいまでお安く設定
しているつもりです。その上、年間4万円程度の保険料まで
二の足を踏むとなると、子犬の先行きを不安に思うのは当然です。
この事に共感して頂けない方とは生き物を育てる事へのリスクや
お金への価値観が当ケネルとは大きな隔たりがあります。
※ 誤解の無いように書きますが、
当ケネルは「動物保険に加入しなければ子犬を売らない。」と発言したり、
そのように記載している箇所はどこにもありません。
しかし、生き物に対する考え方の違いから、分譲をお断りする事はあります。
その様な場合、腹いせから「保険に加入しない人には犬を売らない」云々
思い違いをする方が偶に居られますが、それは違います。
環境省は「不適格な飼い主には犬を売らない判断も必要」だとしています。
経済的・時間的・精神的余裕が無い飼い主に生き物を売ってはいけない、と。
子犬分譲をお断りせざるを得ないのは、環境省の指南に照らし合わせたからで
売買不成立のお怒りを場違いな方向に向けても全く無意味です。
嘘つきとは関わりたくありません。
が、生体価格をお安く設定させて頂くと、よくこんな目に遭います。
先々、不毛なトラブルに巻き込まれる可能性のある人に
子犬を託さずに済んだので、喜ぶべきだと同業者は言いますが。
この記事は2020年10月に作成しました。保険内容は当時のものです。
飼い主様からのお礼
代替えプードルをお迎えになった方からお礼を頂く機会がございます。
どなた様も「寄付では無く、ぷ~どるガーデンで役立ててほしい。」と
おっしゃってくださいましたので、そのようにさせて頂きました。
これまでは(誤解を招く可能性もあったため)掲載しませんでしたが、
今回はお礼を込めて掲載させて頂きました。
当ケネルでは

代替え犬をお渡しする際はワクチン等実費以外の料金は頂きません。

ご寄付のお申し出があった場合は、ご意思にそって送金しております。



東京都港区 松本様 【代替え犬のお礼として】

松本様の代替えプードルちゃん

当ケネルではご契約時に税込子犬価格の10%を加算してお支払い
頂く事で、お引渡しから先1年間の間に起きた死亡事故については
死亡理由を問わず、お迎え頂いたぷぅちゃんと同種同性の子犬を
無料で差し上げています。※詳細については契約時にご説明
死亡原因を問わない補償特約
1年以内の死亡例
個人からの直譲でこのような大きな補償を付けているブリーダーを
私は国内に誰一人として知りませんが、大手ショップや仲介業者では
生体価格の30%~50%を追加で支払えば、似たような特典を
付けている所はあります。「1年以内の死亡補償が無料」と謳って
いるなら、子犬価格は(補償料が含まれていますから)驚くほど
お高いでしょう。フツウのプードルが100万超とか、です。
しかし、補償として無料で代替え犬を受け取れる条件は
飼い主に全く落ち度が無く、
販売者側に死亡原因があった場合に限られます。
当たり前ですけど、「子犬が交通事故に遭ったり、ソファーから
飛び降りて首を折ったり、誤飲で窒息しても補償できませんよ。」と、、
そういう事ですね。当ケネルは死亡理由を問わないので補償します。
ブリーダーやショップが付ける「死亡補償」には100%、
「繁殖者または販売者に非(原因)が有る場合」に限定されています。
引き渡しから〇〇日間は無料保証、、と謳う売り手全員がそうです。
因みに当ケネルも無料補償は「繁殖者に非が有る場合」に限ります。
しかし、これが大きな盲点であることを、
飼い主の皆様はご存知でしょうか?
コロナや豚コレラ、鶏インフルが私達にもたらした唯一の「気づき」は
ウィルスや細菌等の感染経路を人は追えないという事。加えて
先天性疾患しかり、病死の殆どは獣医が死因を特定できません。
多くの飼い主の皆様はここで 愕然 となさいます。解剖をしても
(私の40年余りの経験からも)犬の死因はまず特定できません。
ブリーダーやショップの多くが「だろう診断は受け付けない。」
「確定診断」または「2つ以上の診断書」を求める理由はココです。
早い話、子犬の死因は特定が困難で飼い主様の泣き寝入りが
圧倒的多数です。※当ケネルでは双方が納得できない場合は
専門家(獣医や動物医療関係者、弁護士など)に託します。
裁判 見殺しにされました。
このような無用な争いを避け、安心して子犬を満1才過ぎまで
(人間で言うなら高校卒業まで)お育て頂きたいとの願いを込めて、
死亡原因を問わない補償特約をお勧めしております。
※代替プードルの選定は当ケネルにお任せ頂きます。
| ホーム |