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子犬選び☆どこをどう見るか。


同業者の皆様、私のブログ記事を盗用するのではなく、
ご自身の経験に基づく ご自分の言葉でお話しください。
当ケネルの文章を多少脚色して転載しても説得力に欠けますし、
お客様は様々なブログをご覧になっていますから、すぐにバレて
恥ずかしい思いを致しますよ。そのような行為はお止めくださいね。


では 本題子犬選び☆どこをどう見るか。
健康で遺伝上の問題が無く、
ていねいに躾けられて、性格が良いのは当たり前です。
そういうレベルでは無く、もっと踏み込んだ話です。
犬を見る目がそこそこ有るとお考えの方に
更に注意して見るべきポイントをお知らせしますね
テディベアの必須条件はコチラ
お顔の毛色(濃淡)についてはコチラ


まず、体型
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プードルの理想体型は
①首の付け根から尾の付け根までの長さ(体長)と
②肩からつま先までの長さ(体高)がほぼ同じ。
体長:体高の比率は1対1で、
真横から見た時に真四角になるスクエア体型です。
スクエアバランスの子犬は足が短いと当然、胴体も短くなります。
時々、足が短い子犬(ドワーフタイプ)にこだわる方がおられますが、
ドワーフ=体が小さな個体、ではなく、ドワーフとは足短・胴長
指しますから、そういう個体は成犬になった時にプードルの長所である
軽快な足取りで歩けず、非常にみっともないプードルになります。
それに、ドワーフプードルはその殆どが犬種標準書を全く無視した
パピーミルが「子犬時代に客受けする犬」を目的に交雑した雑種です。

ドワーフ=ボディサイズが小さな子だと思い込んでいる方は
今からでも正しい知識を得てください。皆さんが探しておられるのは
「足が短く、胴体も短くつまったショートバック」の子犬のはずです。
どこかの仲介屋が「プードルはドワーフでショートバックが人気」とか
バカげた事を書いていましたが、そんな個体は地球上に存在しません。

ダックスしかり、コーギーしかり、胴体の長い個体は
必ずマズル(お鼻)が伸びます。
それが生き物のバランスです。
胴伸びがあって、マズルが短い純粋なプードル種など世の中に居ません。
もし、どこかでご覧になったなら、その個体は雑種です。
プードルの血統書が付いていたなら、それはブリーダーが偽造しています。
1億パーセント、間違いありません。

  
私の子犬は足が短く、ボディが詰まっています。
※ 私の子犬の中にも ごくごく幼い(生後2か月)頃はドワーフ体型に
見える子犬がたまに居りますが、赤ちゃん時代にドワーフ体型に
思える子犬も成長に伴って必ず、理想的なスクエア体型になります。
※細かいようですが、当ケネルではドワーフタイプは欠点であり、
プードル種では有り得ないとみなすため、「タイプ」ではなく、
赤ちゃん時代はドワーフに見える「体型をしている。」と表現します。


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続いて、お顔
お顔は配置バランスに注意して見ましょう。
プードルの子犬の目は、先々どんな子も必ず大きくなります。
それより重視するべきは生涯、殆ど変わらないパーツの配置バランスです。

両目の間(眉間)から「頭頂までの長さ」と
「眉間から顎下までの長さ」がほぼ等しいこと。

「眉間から左ほほ、右ほほまでの長さ」がほぼ同じであること。
眉間を中心に描いた円内にこれらがきちんと収まっていることです。
このように黄金比バランスをキープしている子犬は
両目とお鼻先を結ぶラインが正三角形を描きます。
「離れ目」がちの子犬が人気な理由もこれですね。
逆に両目が寄って(目と目の距離が近い)、お鼻が長い子犬は
両目とお鼻先を結ぶラインが二等辺三角形になります。
画像だけで判断なさる場合は子犬が顎を下げている時は
マズルが長く見えてしまうので、真正面から見るようにしましょう。

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2番目はフェイスラインです。
頭頂から両耳、顎下ラインを結んだ時に真正面から見て
「まんまる」に見えるのが理想的です。

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画像の子犬のように、
真横から見た時にも後頭部からお鼻先に至るラインが
「まんまる」な子犬が理想中の理想ですが、
そういう子犬には滅多に出会えませんね。

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3つ目はお耳の付き位置とカタチです。
お顔の第一印象を大きく左右するお耳ですが、
これを気になさる方は非常に少ないです。
イラストのように、お耳の付き位置は両目を結ぶラインよりも上、
お耳の下は顎下ラインより、少し上あたりが理想です。
(耳下の長さは将来、トリミングで長くも短くもできます。)
お耳の付き位置やカタチは一生涯変わりません。
ねじれたお耳や韓国系に有りがちな長すぎるお耳はパスです。
横顔画像では皆さん、お鼻の長さばかり気になさいますが、
お耳の付き位置やカタチもしっかり見てくださいね。

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当ケネルではどの子犬にも最新動画や最新画像をたくさん掲載しています。
それでも「〇〇な画像は無いか?」と時々聞かれますが、
ブリーダーが見てほしい所、買い手がしっかり見るべき箇所、
つまり要所画像はアップでしっかり撮って載せています。
見当はずれ、的外れな別画像を求められましても見るべき重要箇所が
解らない方には好奇心を満たすだけで何も解らないでしょう。
(別画像をご希望の方は更新をお待ちくださいね。)

最後に、プードルの子犬選び(外見)で
一番大事なのは やっぱり被毛
当ケネルがほぼ毎回、掲載している画像ですが、
これらの画像のどこをどう見るか、お解りでしょうか

子犬の毛量の有るなし、毛質の良し悪しは後脚部分で見ます。
人間でいう「ふくらはぎ」部分です。
ココに部分の被毛が良くない(毛質や毛量が無い)子犬は
背中にいくら毛量が有っても選んではいけません。
さらに「肉球の間の毛」や「爪切り」など足裏の手入れがきちんと
されているかどうかも見ましょう。
犬の肉球は20個、指は16本あるので手入れはかなりの手間です。
指間の毛と爪の手入れがしっかりされている子犬のブリーダーや
ショップは隅々まで行き届いた良い管理がなされています。
(その逆は最悪です。さっさと見切りましょう。)
足裏パッド(肉球)の色素まで注意深く見る目が備われば完璧です。

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ボディサイズやお顔に目が行きがちですが、
この画像からも後脚=「人間でいうふくらはぎ部分」を見ましょう。
抱き上げた時に後ろ足をキュッと腹に寄せる子犬は膝蓋骨が健全です。
膝蓋骨がユルイ子犬は両足を交差させたり、ダランと下がります。

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後姿ではボディサイズや被毛の巻き、毛色ムラの有無を見ます。

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遺伝子の健全性
現在、検査可能な遺伝子は次の3つです。
● DM変性性脊髄症
● PRA進行性網膜萎縮症(prcd)
● VWDフォンヴィレブランド病 type1
この3つ以外の疾患は原因不明です。
原因不明ですから、遺伝性疾患では無いと断言できませんが、
「遺伝子」が見つかっていないため、遺伝病とも断言できず、
ゆえに「原因不明」です。(例:てんかん、レッグペルテス病)

外観から解る犬質の健全性は「色素ポイント」を見ます。
※被毛色ではありません。色素ポイントとは目(虹彩)、鼻、
リップ、足裏パッド(肉球)で、プードル種は爪色は見ません。
これらが漆黒か、真っ黒であれば犬質が優れています。
色素ポイントは暗褐色は許容、ピンクや肌のような色は不可。
子犬の目(虹彩)は濃群青色は許容。明るい青は不可。


ここまで私が書いた事はブリーダーやショップさんは百も承知です。
では、なぜ書かないか 
どうして重要箇所の画像を載せないか

理由はカンタンです。そこまで管理の手が行き届かないから。
そんな絵にかいたような理想的なプードルの子犬が居ないから(ブリーダーは
作出できない、ショップは高額すぎて犬猫セリ市では落札できないから)です。
他に理由はありません。
良いプードルの作出に熱心で真摯なブリーダーは自信を持って正直に書きます。

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当ケネルのように要所、要所を細かく撮って
最新動画とともに掲載しているブリーダーは殆どいません。
ブリーダー自身が買い手様にどこをしっかり見て頂くべきかを知らないからです。
だから、可能な限り多くのブリーダーを訪問し、たくさんの子犬をご覧になっても
私がホームページで飼い主様を募集しているような子犬には出会えないのです。
ここに書いた基準を元にショップさんやブリーダー巡りをなされば、
私が書いている事が本当かどうか、お解りいただけます。
大手ショップのバイヤーさんや飼い主の皆様が、そのようにおっしゃいます。

買い手様は自分が見て「ビビッと来るかどうか」とか「インスピレーションで」とか
意味不明の基準で子犬をお探しになりますが、
家族の一員、一生涯の伴侶を探すのに、そのようにテキトーでは困りますね。
洋服や野菜選びとはリスクが違います。生き物は目に見えない所まで
用心深く、充分見極めないと必ず後悔します。情報と知識をたくさん得て
見るべきポイントを正しく知っていれば画像から売り手や子犬の様々な側面が
見えるようになります。しっかり勉強して良い子犬をお選びになりますよう。



この記事は2020年1月に作成しました。


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対面時にしっかり確認する箇所


子犬をお迎えになる時、対面時にしっかりご確認頂く箇所を
ご案内します。当ケネルでは動物取扱責任者(三好)または
保健所に補助責任者として届け出済みの「シロさん」が
飼い主様の目の前で、子犬の各箇所を示しながら
獣医の検診通り、健全であることをご確認頂いております。

子犬のお顔やサイズだけにお目を奪われず、
私達がお示しする各箇所を
飼い主様もしっかりとご確認ください。

ご心配な箇所があれば遠慮なく、その場でお尋ねください。
「対面時に〇〇と感じた。」、「最初から〇〇が気になっていた。」と
お連れ帰りになった後から言われましても受け付けません
これはどのショップ、どちらのブリーダーでも同じです。
生体確認はその場限りですから、しっかり・よく見てくださいね。
繰り返しますが、
どのショップ、どちらのブリーダーでも「その場限り」と申しますのは
決して責任逃れのためではありません。トラブル発生時には
「いつ 起きたのか いつから なのか」が必ず問題になります。
過去に(西武球団の人気選手夫人から)
「子犬を買った時からビッコだった。」と言われまして、
引き渡し時には元気に歩き、走る姿をご本人もご覧に
なっているので詳しく聞いた所、お迎え当日、自宅でお子様が
子犬を落とし、それを母親に隠していた、という例がありました。

また、お迎えから数週間後に子犬の咬合に変化が見られ、
「お迎え時からアンダーだった可能性がある。」とクレーム。
お引渡し時にはクチを開けて咬合をしっかりお示ししていますし、
飼い主様も「問題ない。」とご判断なさっています。
著しい成長期にある子犬をお迎え頂くのですから僅か数週間でも
噛み合わせを含め、状態が変わる可能性は大いに有ります。
それが許せないなら成犬をご検討頂くか、
人知を超えた神の様なブリーダーをお探しになる事です。

そもそも、成長過程で生じた問題やサイズを通常の範囲を超えて
異常なほど気にする神経質な方に生き物を飼う資格はありません。
また、当ケネルを含め、多くのブリーダーに共通する事として
赤ちゃんプードルに成犬並みの完ぺきさをお望みになる(ご要求の)
厳しい方や通常考えられる範囲を超えて神経質な方は
子犬分譲をお断りしております。人間の頭髪同様、赤ちゃんは
1本1本の毛も細いですし、毛穴から生える毛も少ないし(成犬に
比べれば)コシもありませんし、チャンピオン直仔であっても毛巻きは
弱いです。このように赤ちゃんプードルには「成長を待たなければ
変わらない点」がまだまだたくさんあります。



それでは、
対面時にしっかり見るべき箇所をご案内しましょう。

まず、咬合(歯の噛み合わせ)です。
プードルの歯 咬合
プードル種は乳歯萌出(乳歯が生える事)時期が遅い事で
知られています。もちろん、個体差はありますが、
当ケネルのパパわんの中で最も萌出が遅かった仔では、
生後6か月頃、ようやく乳歯が生え揃った仔が3代祖に居ました。
さらに個体が小さければ小さいほど、この傾向(萌出の遅れ)が
顕著になるように思います。乳歯が生え揃うのが遅ければ
当然、(人間同様)永久歯への生え変わりも遅くなります。
※生え変わり時期には歯磨きの徹底と乳歯遺残にご注意を。
プードル種をはじめ、小型犬は乳歯遺残多発傾向にあります。
チワワなどの「超極小犬」には乱歯や欠歯も多いそうです。
乳歯遺残についてはコチラ


当ケネルではドッグトレーナーの指導により、
生後70日~80日の間(満3か月未満)のお引渡しを
原則とさせて頂きます。
平均的な子犬(ティーカップサイズなど)における、お引渡し頃の
乳歯の状態は画像の通りです。 萌出が始まった状態。
※ブリーダー(繁殖系統)によって「傾向」があり、個体差もあります。

子犬Aちゃん
真正面から見た咬合
上下の噛み合わせは
正常咬合=ハサミ状(シザーバイト)咬合になるでしょう。

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真横から見た咬合
この時点で上下の咬合に1ミリ以上のスキマがあれば
分譲対象になりません。(ケネルに残し、経過観察)
ただし、上あごが1ミリ程度、前に出るのは正常範囲とします。
問題となるのはアンダーショット(いわゆる受けグチ)です。

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Aちゃんは正常です。上下の咬合に誤差(スキマ)はありません。

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【ハサミ状(シザーバイト)咬合】とは
ハサミ状咬合とはハサミの刃先のような噛み合わせの事で
ハサミの両刃(私達は動刃・静刃と呼びます。)の間に
切りたいモノを両刃先で挟んで(捉えて)切断します。
両刃の間にスキマが開いていれば切れませんね。

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プードルの咬合はハサミ状が正しく、両刃の間(上あご=歯茎と
下あご=歯茎)が離れて(スキマがあって)はいけません。
上あご=歯茎が前に出る(人間と同じ)咬合をオーバーショット、
下あご=歯茎が前に出る(いわゆる受けグチ)をアンダーショットと
呼びます。当ケネルは上あごと下あごに1ミリ以上の
スキマが開いている個体は契約前にお知らせします。
※お迎え時にアンダーショットの子犬は分譲致しません。
ただし、成長過程(永久歯生え変わり時)や将来において
「絶対にアンダーショットにならない」と断言するのは不可能です。
先に書いた通り、生き物ですから人間には予測できません。

※アンダーショットを警戒するあまり、
多少オーバー気味の個体を歓迎する方もいらっしゃいます。





Bちゃん以下、Cちゃん、Dちゃん、どの個体も正常咬合です。
個体によって、週齢によって僅かな違いは見て取れるものの、
どの子犬ちゃんも正常咬合です。

子犬Bちゃん
真正面から見た咬合

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真横から見た咬合
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子犬Cちゃん
真正面から見た咬合

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真横から見た咬合
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子犬Dちゃん
真正面から見た咬合

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真横から見た咬合
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成長期の子犬において、この先になって咬合に変化が
生じる可能性はもちろん有り得ます。
しかし、それは神では無い獣医師やブリーダーには
予測できません。遺伝云々言う獣医もいますが、子犬の
両親は共に正常咬合ですから、万一、仮に、そうであっても
未解明の遺伝子を考慮した繁殖など人間にはできません。
※大方の繁殖者は両親以外の先祖犬を見る機会は
まず有りません。皆無と言えるでしょう。
私達ブリーダーが両親の(歴代)血統書から知り得るのは
わずか28頭のプードルだけで、その全頭をこの目で見て
知っていたとしても、その同胎(仮に1頭に3頭の同胎が
居たと仮定して)84頭すべての咬合を1人のブリーダーが
実際に目で見て確認するなど不可能です。
わずか3代祖でも無理です。誰にもできません。
なので15代祖前でも消えることなく存在すると言われる
(未解明の)遺伝を考慮したブリーディングなど
私たち人間には出来ないのです。遺伝が関係するかも
知れない、と考えられる事でも「予防出来ない。」のです。
※人間では「歯の形状=歯の大きさ等)の遺伝が確実視
されていますが、では、お子様の歯が親と同じ形状で
生えるのを変えられる歯科医がこの世に存在しますか?
私は両親(現認可能な3代祖)の正常咬合を必ず確認して
ブリーディングします。しかし、それでも完全に防げない、
生き物の繁殖に完ぺきは不可能だと申し上げています。
※ヒトの色覚異常(色盲)等は遺伝子が見つかっているので
発症を防げます。イヌのPRAのうち、遺伝子が解明されいる
種類は予防できます。
遺伝病とは「遺伝子が解明されている」先天性疾患で、
それ以外は たとえ先天性疾患であっても
【遺伝病では無く、原因不明の疾患】とされます。
繰り返しますが、人間が予防できるのは「遺伝病」だけです。


上記の理由から、膝蓋骨脱臼も歯(欠歯・乱歯や不正咬合)、
ヘルニア・門脈シャント・てんかん・環軸脱臼も、原因となる
「遺伝子が見つかっていない」以上
予防は出来ません。
私達に出来るのは、ご契約・お引渡しの時点で
いわゆる「欠点がある子犬」を分譲しない事、だけで、
求められているのはウソをついたり、誤魔化したりしない
「繁殖者としての誠実さ」だけだと考えます。

※2023年現在、プードルで遺伝子解明されているのは
①DM変性性脊髄症 ②PRA進行性網膜萎縮症(prcd)
③VWDフォンヴィレブランド病(type1)、この3つだけです。
この3つは劣性遺伝で、片親がクリアであれば子犬は
発症しません。ただし、②・③は全容解明されておらず、
予防可能なのは( )内の【限られたタイプ】だけです。



頭部では上記(噛み合わせ)以外にも
目(斜視・子犬特有の筋肉の弱さ由来の眼の動きは許容)
鼻の色素(皮膚との境目がやや薄いのは許容)
耳(悪臭が無いか)、、、など。
※当ケネルは2病院の院長がていねいに検診していますが、
担当者が説明した後、子犬をお渡ししますので
落下に注意しながら、ご自身でも良く見てご確認くださいね。


出ベソ(臍ヘルニア)が無いかどうか。
ただし、母犬がヘソの緒を噛み切る(嚙みちぎる)際に
強く引っ張るので、腹壁が薄い子犬の皮膚が
盛り上がる事があり、これは許容範囲です。(説明します。)

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足の付け根(ソケイ部)に出っ張り(鼠経ヘルニア)が
無いかどうか。
※簡単に言えば、頭頂からつま先まで血管や神経が通る
トンネルがありますが、そのトンネルから脂肪がはみ出す事が
子犬の場合はタマにあります。
腹壁が薄く、筋肉が未熟な個体に見られますが、
これは病気では無く、子犬特有のものです。
(この様な個体は誤魔化さず、ご契約前に誠実に説明します。)
獣医学会、動物保険業界でも嵌頓(かんとん)の無いヘルニアは
子犬特有の状態とみなされ、治療の必要は無いと判断されます。
※画像は正常な状態です。

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お腹に青緑っぽくアザのようになっている個体が居ますが、
これは腹壁が薄いので内臓がうっすら見える状態で
まったく問題はありません。人間の血管が青緑っぽく見えるのと
同じです。獣医も太鼓判を押しており、ご心配には及びません。

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次の●項目は獣医やトリマーがしっかり確認していますので
当ケネルの子犬ではご確認頂くまでもございませんが、
一般に子犬をご覧になる時にはご注目くださいね。
● シッポ(断尾傷)の処理
● 肉球の状態(繋がっていないか?色は健全か?)
● ツメや指間の毛が手入れされているか?
● 口臭(健全な動物臭を除く)
● 肛門の状態(痔など)


この記事は2020年に作成しました。



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小さな子は怖い?


時々、大きな誤解をなさっている方が居られますので
正解を書きますね。

当ケネルのぷぅちゃん達のほとんどは成犬時1kg台、
大きい子でも2kg台前半に収まっています。
当ケネルで お譲りした子犬の成犬時体重
当ケネルにおける トイプードルの体重の推移

この記事は2017年に作成しました。



トイプードルの平均的な子犬は、
セリ市場に出荷される週齢(生後50日くらい)で、1kgを超えます。
ホームページの子犬説明に記載通り、
生後70日のトイプードル子犬の標準体重は1.5kg~2kg程度です。
ショップでは生後50日で400g台の子犬をマイクロティーカッププードル、
同500g台をティーカッププードルと称して販売するのが一般的、、、です。


飼い主の皆様は実にたくさんのホームページをご覧になりますから、
他所様の子犬と比べて、私のぷぅちゃん達がとても小さく、
将来も小さく仕上がる可能性が非常に高いことをよくご存知です。
小さなプードルは本当に可愛いです。
小型犬でも3キロを超えると抱っこで腕が痛くなったり、痺れたり、
肩が凝ったりします。運ぶ時などはケージの重みも加わって、
若い方でも片手で長時間は無理です。
高齢化が進む日本では先々、年配の飼い主様も増えるでしょう。
1キロの体重差はとても大きいです。
排泄の始末も大変です。2キロと4キロでは食事量も排泄物も2倍です。
吠え声も当然、体に比例して大きくなりますし、引っ張るチカラも強いです。
4キロのプードルに引っ張られて、散歩中に骨折した年配者が居られました。
カラダの大きな子は性格が大雑把で、体力が有るのかも知れませんが、
私はやっぱりカラダの小さなプードルの方が好きです。


しかし、中には「小さな子は心配で ・・・ 」 と誤解する方がいらっしゃいます。
小さな子、って何でしょう?
確かに、生後45日頃までの「月齢が行かない小さな子」 は心配です。
感染症にかかりやすいですし、体温調整も未熟で繊細な管理が求められます。
なので環境省も、販売可能週齢を従来の生後42日から49日(現行)に、
今後は生後56日を過ぎなければ販売できなくなります。

しかし、しっかりご飯を食べ、判断力が付き始め、走ることが出来て、
社会性も概ね身に付けた生後70日(生後3か月)になった子犬で
単純に(遺伝的に)ボディサイズが小さい子犬を
育てにくい、怖い、と考えるのは明らかな誤解であり、偏見です。

デカぷぅしか作れない同業者は「ティーカップは未熟仔、低体重仔」であるとの
間違った考えを普及させようと忙しいようですが。
実際、ヒトと違ってイヌの未熟児は育ちません。低体重仔しかり。
出産がわずか2日早まっただけでも毛も生えておらず、
仮に生まれたとしても(どんな手段を講じても)早産で生まれた子犬が
絶対に育たない事など、経験を積んだブリーダーなら誰でも知っています。


小さな仔が短命と言うのも誤解です。
スタンダードプードルより、トイプードルの方が遥かに長生きです。
経験から、平均寿命に1.5倍~2倍ほどの差が有るのでは?と思います。

小さな子が骨折しやすい、脱臼しやすい、と言うのも間違いです。
体重が重い大きな子の方が複雑な骨折、重篤な脱臼を起こします。
人間も同じです。体重が軽い子供が軽症で済んだのに、
おとなが大事故・大ケガになった例はいくらでもあります。

気を付けることは
同胎を見て、1頭だけ小さな子犬を選んではいけないという事。
子宮内の着床位置が悪く栄養が行き渡らなかったり、
何らかの先天的疾患を持っているか、または口内や消化器・内臓系の異常で
ミルクを吸う力が弱いのかも知れません。
そういう子犬を「ティーカップ」だのと もてはやして高値で売買されてしまうから
そういう子犬を買った人からのクレームで
小さい子=弱い子、という誤解が広まったのかも知れませんね。

当ケネルの小さなぷぅちゃんは3代以上前からボディサイズの小さな両親だけを
ラインブリード配合で生まれています。
「インブリード(近親交配)を繰り返せば、誰でも小さな個体を作れる。」と
知ったかぶりで話す人がいますが、一部のショーブリーダーを除き、
パピーミルでもそんな大損をするような真似はしません。
インブリードは流産や奇形を誘発しますし、
せっかく(年に2回の)ヒートが来たメスに、みすみすリスキーな交配をして
出産機会を棒に振るなど、商業ブリーダーなら尚更、絶対にやらないでしょう。

小さい子を迎える時は生後日数となぜ小さいのか、その理由を
ブリーダーにしっかり確認なさるよう、お勧めします。


なお、プードルの生後日数を見る時には毛量と被毛の長さが参考になります。
昔のいわゆる「雑種犬」は歯を見ましたが、今は小型犬ではアテになりません。
チワワやプードルなど超小型犬で乳歯の萌出が遅い個体は珍しくありません。
お耳がホッペに貼り付いたようなカタチの子犬は多分、生後2か月未満でしょう。
遊び方や動きも判断の目安になります。

最近は子犬体重を表記せず、
どう見ても800g~1kgは優に有りそうな子犬を「タイニーサイズ予想」と偽って、
臆面もなく販売している個人ブリーダーを散見します。
子犬体重ははっきり聞く事、お迎え時にも目の前で計測してもらうと良いでしょう。
扱いやすいサイズの子犬と生涯にわたって楽しいプードルライフを過ごすためには
それくらいは聞いておくべきですし、ブリーダーも表記するべきだと考えます。

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ティーカップサイズは弱いか?


同業者の皆様、私のブログ記事をパクって盗用するのではなく、
ご自身の経験に基づく ご自分の言葉でお話しください。
当ケネルの文章を多少脚色して転載しても説得力に欠けますし、
お客様は様々なブログをご覧になっていますから、すぐにバレて
恥ずかしい思いを致しますよ。そのような行為はお止めくださいね。



極小サイズ(いわゆるティーカップサイズ)は弱い・・・とよく言われます。
本当にそうでしょうか?

一般的には大型化された犬よりも、小型化された犬の方が長寿だと言われています。
意外ですが、実際にスタンダードプードルはトイプードルよりも短命です。

お迎えに来られる飼い主様にはお引き渡し前に膝蓋骨やPRA、パルボなど感染症の
説明をさせて頂くのですが、全く予備知識の無い方が殆どで、これには大変驚きます。
当ケネルの子犬を選んでくださる方は多かれ少なかれ、インターネットが使える環境に
いらっしゃるわけで、決して情報弱者では無いはずですが・・・。
自分がこれから迎える子犬(犬種)について重要ポイントを全く知らない、というのは
ちょっとどうかと思いますね。当HPやブログでは「予備知識を得てください」と何度も
お願いしていますので、お迎えまでには積極的に情報を得て、子犬のためにも
ある程度の知識を持って頂けたらと思います。そうすればトラブルを早く発見できたり、
予防できる場合があります。生き物を迎える責任でもあるかな、と思います。

冒頭に戻ります。
極小サイズは弱いか、について。私の答えはキッパリ「NO]です。
ただし ・・・ 例えば風邪を引いた場合。
将来4kg以上になるトイサイズと比べて、心臓も肺も小さいですから
当然、展開(悪化するの)が早いです。咳が出れば長引きますし、抗生剤もゆっくり
効く薬を少量しか飲めません。なので、回復まで時間がかかります。
下痢も同じです。小さな体が水分を失うわけですから、当然トイサイズよりも
脱水症状が出るのは早いですし、低血糖も起こしやすくなります。
こういうことをもって「極小サイズが弱い」というなら、そうかもしれません。

しかし ・・・ これらの症状は急に起きるわけではありません。
その前には、なんとなく元気が無い、寝てばかりいる、食事を喜んで食べない、、
などの症状があって、子犬が危険信号を発しているはずです。
結果的に大きなトラブルになる原因の殆どが、この前駆症状を見逃しています。
後になってから「そういえば・・・」とおっしゃる方が本当に多いです。
何となく普段と違うな? そう感じたら躊躇せず、すぐに動物病院に行ってください。
極小サイズの場合は時間との闘いです。のんびり根拠も無く様子を見ていると
命を落とす羽目になります。200~300頭に1頭ほどの割合で、看護の甲斐なく
お星さまになってしまった報告をたまに頂きます。
残念ながら、ほぼ100%飼い主様の認識不足が原因です。様子を見ていないで、
油断せずに、もっと早く病院にかかっていれば落とさずに済んだ命です。
極小サイズの子犬をお迎えになる方は「弱い」と言われる意味を正しく受け止めて
対処して頂けたらと思います。

ストレスについて
油断のひとつに、「お迎え後一週間」の捉え方があります。皆さん、最初の内は
ハレモノにでも触るように子犬をそっとそっと扱ってくださいますが、
3日、4日、一週間とお日につが経つに連れ、「子犬が慣れてきた」ような錯覚を
感じます。でも、そうではありません。子犬は日に日にストレスをためています。
初日より二日目、三日目より四日目と、疲れ始めます。
そして、早い子でお迎え後三日、遅い子で一週間が経過するころ、体調不良を
引き起こします。一番多い症状は「食事を食べない」です。
すぐに病院に行って原因を調べて貰ってください。
この数日間で何となく子犬の飼い方に、どことなく自信を持ってしまった飼い主様は
ここで油断をしてしまいます。朝食べないのに(仕事から)帰ってきてから
病院に連れて行こう、もう少し様子を見よう・・・となってしまいがちです。
ところが、夕方飼い主様が帰るころには子犬はもう亡くなっているんですね。
極小サイズ(の体調急変)は、飼い主様の油断に対して容赦ありません。
こういう展開は半端に子犬飼育の経験がある方にこそ起きやすい事も書き添えます。
初めての方はびっくりしてすぐ獣医に診せますので最悪の事態は免れる場合が殆どです。

ちょっと驚かせてしまいましたが、あまりにも小さな命に対する認識の低い方が多いので
警鐘とさせて頂きたいと思います。



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極小サイズをお探しの方に


当ケネルに最も多く寄せられるお問い合わせは

「レッドの、小さな女の子を探しています。」
「ティーカップサイズの子犬はいますか?」


う~ん、このお問い合わせへのお返事は難しいですね。
お問い合わせ者様からすれば、
「はい、いますよ。両親とも2キロ未満なので、
今いる子犬もティーカップサイズにおさまると思います。」
・・・ と言って欲しいと思うのですが。

しかし、生後2~3か月の子犬にそのように言えるショップまたは
ブリーダーが居るなら、その方たちは
神か大ウソつき です。
人間にそんな事は 絶対に絶対に言えません ので。

成犬時に小さく仕上がる子犬をお探しの皆様は
いろんなブリーダーに問い合わせ、
より多くの判断材料(データ)を集めておかれますよう、お勧めします。

※「ティーカップサイズを探しています。」とおっしゃる方に
「あなたがお考えのティーカップサイズとは成犬時何キロくらいの
プードルですか? それで、生後2か月くらいで何百グラムくらいの
子犬をお探しですか?」とお尋ねした時に、「何も解らない。」では
お話になりません。悪徳業者や商業ブリーダー達に
「どうぞ私を騙してください。」と言っている様なものでしょう。

では、ショップやブリーダーに何を聞くか ・・・
① 今現在の体重・体高・体長
今、生後なんにち目で体重が何グラムか、体高・体長が何センチか。
これを聞く事はブリーダーがどの程度、子犬に関心を持って
育てているかを推し量るモノサシにもなります。
人間の子供をお育てになった方なら解ると思いますが、
現在のサイズ(特に体重)を即答できないような繁殖者から
子犬を迎えてはいけません。
必ず把握しておくべき事だからです。
※子犬情報に体重を表記しないブリーダーはきわめて 不誠実 で、
販売価格を表記せず、客を見て売り値を決めるズルイ業者と同じです。


② 毎日(または毎週)の体重の推移
1日(または一週間)で何グラム増えているか、
これも即答できないようなら、ブリーダー失格 だと私は思います。

③ お聞きになりたければ両親のサイズ
プードルは隔世遺伝が多いのであまりアテにはなりません。
子犬が祖父母や両親だけに似ないのは人間と同じです。

① ~ ③ の情報を得られたとして ・・・ さて、
ここからは飼い主様のご判断に委ねられます。

例えば(なかなか首尾よく
同月齢の子犬体重を比較する機会は無いと思いますが。)
Aケネルでは、生後60日の子犬体重が900g~1kg(標準サイズ)
Bケネルでは、同月齢の子犬体重が700g
Cケネルでは、同月齢の子犬体重が400g~500g
それなら、Cケネルの子犬が(将来大きく育つ可能性が)
一番低そうだ、、、そのようにご判断頂くほか無いのでは?と思います。

同胎サイズ は参考になると思います。両親より「きょうだい」です。
同胎(きょうだい)全部が粒揃い(よく似たサイズ、お顔立ち)なら、
そのブリーディングは安定した良い掛け合わせだと言えます。
同胎の数も参考になります。5頭、8頭きょうだいなら、
その母犬のボディサイズは確実に柴犬を超えるでしょう。
3~4頭きょうだいでも、バラツキ(大きい、小さい)がある中で
小さい子を選んではいけません。子宮内の着床位置が悪くて育ちが悪く、
出生後は大きい子によく出るお乳を取られた低栄養仔かもしれません。
このような脆弱な仔をショップバイヤーが見抜けず、
高値で売買されていますので充分ご注意くださいね。


本題に戻りますが、将来サイズを
ブリーダーやショップの店員さんに決めてもらう、、、
という発想そのものが間違っています。

ブリーダーの話を参考程度に、あくまでも予想として聞く程度なら
良いかも知れませんが、いろんな繁殖者が作出した
たくさんの子犬のデータを集めて、
将来サイズはご自分で判断するべきことでは無いでしょうか?
(予想ですから当たる、当たらないはブリーダー自身にも解りません。
ブリーダーは神ではありませんので。
ブリーダーの繁殖経験や同じ掛け合せの前胎も参考になりません。)

当ケネルではホームページの子犬説明に次のように記載しています。
成犬時体重は3か月時の約3~4倍と言われます。
一般に生後50日頃の体重800g~1kg台がトイサイズ、
500g台がティーカップサイズ、
400g台がマイクロサイズ・ナノサイズと称して販売されている様です。
業界の通称(呼称)は将来サイズを確約するものではありません。
他所様の同月齢の子犬体重とじっくり比較検討なさいまして、
将来サイズはご自身でご判断ください。


ブリーダーやショップは
売りたいためにお客様のお探し条件に
ピッタリ合致するかのようにセールスしますが、
騙されてはいけません。
ご自身で集めたデータを参考になさって、
ご自分でご判断くださいね。



追記
ごく稀ですが、誤解なさる方が居られますので念のために書き添えます。
子犬の将来サイズは遺伝子半分、育て方半分です。
ブリーダーやショップで仮に、「この子は大きくならない」と言われたとしても、
ご自身の判断で探した中で一番小さな子犬をお迎えになったとしても、
規定量(適正量)以上の食事を考えもせず与え続けるなら、
どんな子でも 5kgを超えます。トイプードルとはそういう犬種ですから。

犬は(私達人間が)作り上げて行くものです。
ちょっと例が違うかも?ですが、盆栽と共通する要素が有るかも知れません。
ジョッキーを育成する競馬学校の生徒を例にあげた方が、より適切でしょうか。
犬の食習性も知らず、「いくらでも食べるから」とドンドン給餌量を増やせば
子犬は予想サイズを大きく超えて骨格からグングン大きくなります。

「この子は将来、どれくらいの大きさになりますか?」
・・・ と飼い主様から質問されたブリーダーが、
「あなたはどの時期まで、この子の体重を計測し続けて、
適正量の食事を与え、しっかり管理して育てて頂けますか?」
・・・ と逆にお尋ねする意味が、お解りいただけるかと思います。

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