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法改正に伴う価格上昇

「悪質な事業者を排除するレッドカードを出しやすい明確な基準とする」、
「厳格な対応をより一層速やかに進めることができる」、
「動物目線の基準とすることができた」
今後の動物愛護行政を左右する“基準案”について、
小泉進次郎環境大臣は7月10日の記者会見でこう胸を張った。
この案は2020年10月7日の有識者会議で正式にまとめられた。

ここで語られた基準案とは昨年改正された動物愛護法に基づいて、
目下、環境省が詰めの作業を進める“数値規制”を指す。
動物愛護法の改正は過去にもあったが、
業者に対して厳格な数値規制が盛り込まれるのは初めてのこと。
劣悪な環境で動物たちを飼育する悪質業者の排除を目的としており、
この新基準を含む環境省令が2021年6月に施行されることになる。

実は、この会見の前日、進次郎氏の妻である滝川クリステルは、
全国100カ所の犬猫保護団体に対して20万円ずつ、
計2千万円の寄付を行ったと公表したばかり。
自身の名を冠した動物保護団体「クリステル・ヴィ・アンサンブル」の
代表を務める滝川は、東日本大震災の際に福島県で保護された
レトリーバー犬のアリスを引き取るなど、大の愛犬家で知られる。

得意のテーマで夫の会見前に露払いを務めたことからも、
婦唱夫随の連携プレーぶりが窺える。
一方、進次郎氏がこの仕事に力を注ぐのには理由があった。

存在感が薄まる進次郎にとっていまは正念場です。
記者クラブから中身のない会見を“ポエム”と批判されて針のムシロ。
環境省に改善要求を出される始末です。
そんな進次郎氏にとって“実績”作りは急務と言える。
その点、飼い犬・猫の数が約1900万頭にのぼる日本で
「ペット問題」は国民的関心事。耳当たりが良く、大衆の支持を得やすい
動物愛護に絡むテーマはうってつけなのだ。
ところが、そんな夫婦の“共同作業”がペット業界を震撼させているという。
下に続く。


関連記事
この画像は関東圏にある国内最大かつ最新システムの犬猫セリ市場で、
2020年某月某日に落札された犬猫の落札価格 ランキングです。
ショップバイヤーさんは落札価格に加えて10%の消費税と、
同率の落札(仲介)手数料をセリ市主催業者に支払うので
例えば第4位 50万円で落札された子犬に
実際はプラス20%の60万円を支払って買い付ける
のだそうです。
私は競り市場には出入りしたことがありませんが、
この画像は競り市場に出荷したり、仕入れたりする友人から頂きました。
直近の高額落札ランキングの画像を掲載していましたが、
関係者から「画像を削除しないと当ケネルが迷惑かかる」と言われたので
画像は削除しました。それにしても「迷惑が掛る」とはどういう意味でしょうね?
反社会勢力用語では「脅し」の場面で使われそうですが。
どうやらこのギョーカイは裏側を知られるのが困るようです。
事実を正直に書くといつも同業者から、似た様な圧力を掛けられます。
ま、ここはおとなしくしておきますかね。

生体価格が今後も高値安定が続く理由


上の続き。
大手ペットショップチェーンの幹部はこう訴える。
「今回の数値規制が現実のものとなれば、
ペットの価格がこれまで以上に高騰 して、
日本は世界で最もペットを飼いづらい国になっても
おかしく無い。
同時にブリーダーの廃業も相次ぎ、
彼らが飼育する多数の犬や猫が行き場をなくす。」


令和のビッグカップルが動物愛護の美名のもとに推し進める新基準。
だが、そのせいで
動物たちが命の危険に晒される事態が懸念されているのだ。

問題の基準案は、概ね次のような内容である。
業者の飼育頭数に上限を設ける。
繁殖用の犬は従業員1人につき15頭、猫は25頭まで。
販売する犬は1人につき20頭、猫は30頭までとする。


運動スペースと分離して犬猫を飼育する場合のケージの広さは、
原則的に縦と横がそれぞれ体長の2倍と1.5倍。
高さは犬で体高の2倍、猫は3倍とする。


交配年齢については、犬猫ともにメスは原則6歳まで。
また、犬の生涯出産回数は6回までとする。


幼い動物たちの健康面をケアするため、改正動物愛護法で定められた、
生後56日以下の子犬や子猫の販売を禁じる「8週齢規制」も
来年6月にスタートする見込みだ。先のペットショップチェーン幹部が続ける。

「これまではペット業界も“悪徳業者を淘汰するために
法律で厳しく取り締まるべきだ”という論調が大半を占めていました。
ただ、今回の数値規制はあまりにも非現実的だと感じます。
なかでも、我々にとって死活問題なのはペットの価格です。
2005年の動物愛護法改正でブリーダーが登録制になり、
趣味で繁殖を手掛けるホビーブリーダーは減少。
供給が減ったことで犬の価格は15年前の4倍近くに高騰している。
今回の数値規制でブリーダーの飼育頭数が減れば、
さらに2倍近く価格が跳ね上がってもおかしくありません。」

仮に価格が倍増すると、
現在、約30万円で販売されるチワワは60万円に、
ペットショップで50万の値がつくフレンチブルドッグは100万円に達する。
とても子どもの誕生日プレゼントとして購入できる金額ではない。

一方、ペットショップ以上に煽りを食うのはブリーダーたちである。
犬猫オークション事業に携わる、一般社団法人ペットパーク流通協会の
上原勝三会長はこう語る。「頭数制限が課されるとは聞いていましたが、
従業員1人につき繁殖犬15頭までという規制は想定外でした。
世界でも数値規制を導入している国は少なく、アメリカでは1人につき
50頭~70頭、ドイツは10頭と開きがあります。
今回の数値規制は、世界で最も厳しいドイツに
近い数字ですが、そもそも、ドイツでは大型犬を扱うホビー目的の
小規模ブリーダーが大多数を占めている。
法規制や産業実態が全く違うドイツと大差ない数値規制を
そのまま日本に当てはめるのは、さすがに無理がある
と思います。
繁殖制限もあるのでブリーダーは7歳を超えた繁殖犬を
泣く泣く手放さざるを得ない。再来年には改正動物愛護法で定められた
マイクロチップの装着義務も始まります。
およそ200年前に動物愛護法ができたイギリスをはじめ、
欧州ではペットに関する法制度に長い歴史がある。
日本ではここ数十年、急ピッチで法改正が進められてきたが、
これほどの変革が一気に押し寄せては業界としても対応しきれません。」

こうした事態を受けて、上原氏が会長を務める協会は、
犬猫適正飼養推進協議会とともに繁殖業者への緊急アンケートを実施。
結果を見ると、まず犬の平均飼養頭数は28.9頭で、猫は42.6頭。
犬の繁殖業者のうち64.8%、猫の31.7%が頭数基準を
オーバーしていると回答した。

基準を超えて飼育できないとなれば、犬猫を合わせて13万頭以上が
行き場を失う
と推計されている。入れ替わりが激しいため、
業者が飼育する正確な頭数は行政も把握しておらず確認できないが、
13万頭もの犬や猫が路頭に迷えば、もはや社会問題であろう。

さらに、従業員数を増やすことが難しい小規模ブリーダーが
経営難に陥ることは避けられない。
実際、犬の繁殖業者の32.3%、猫の18.9%が“廃業”を
視野に入れている
という。譲渡先が見つからず、さらにブリーダー自体が
大量廃業に追い込まれれば、動物たちが山奥に遺棄されたり、
野良犬や野良猫となって殺処分される危険性が高まるのだ。

全国ブリーダー協会で名誉学術顧問を務める筒井敏彦氏も
懸念を口にする。「問題は数値規制に科学的根拠が乏しいことです。
私は獣医学者の立場から犬と猫のブリーディングの研究を
続けてきましたが、犬のサイズにかかわらず同じ規制をかけることには
首を傾げざるを得ません。
小型犬の平均寿命は15歳前後で、大型犬は平均10歳前後。
“交配は6歳まで”と定めたところで、大型犬と小型犬では寿命や
繁殖能が大きく異なります。
“8週齢規制”にしても、生後7週で
親から離した場合と、生後8週の場合のデータに科学的な違いは
ありません
でした。せっかく殺処分数が減り続けているのに、きちんとした
データに基づかない規制によって増加に転じたら元も子もありません」

実は、平成30年度における犬と猫の殺処分数は3万8444頭と、
平成19年度の約30万頭から大きく数を減らしている。
にもかかわらず、動物愛護を目的とした新基準によって、
大量の殺処分を招く事態になったら話になるまい。

他方、滝川は13年10月に公開されたウェブ上の記事で
こんな発言をしていた。〈海外では産後8週以内の赤ちゃんの販売は
禁止されています。生まれてすぐに親から引き離され、精神的にも
不安になり、病気の状態もわからない〉 (「DRESS」HPより)
滝川の発言は“8週齢規制”を後押ししたもので、さらに夫の
所管大臣就任で動物愛護行政をラジカルに動かした格好である。

「悪徳ブリーダーを排除するという目的自体には賛成です。
しかし、今回の基準は全く実情に即していないと感じています」

そう打ち明けるのは、都内で約100頭の犬を扱うブリーダーの
臼井祐子氏。「私はシェットランド・シープドッグ、通称“シェルティ”という
中型犬を専門に飼育しています。実は、今年2月に新居が完成して、
冷暖房を完備した犬たち専用の部屋を作ったばかり。今のケージは
犬たちが立ち上がっても頭が天井に触れない高さですが、
基準案に沿った大きさや素材で新調すると、ひとつ2万5千円かかります。
100頭分だと出費は250万円にのぼりますし専用部屋に入り切りません。」

臼井氏を含めスタッフは7人いるため、
今のところ頭数規制には引っ掛からない。しかし、
「一人でも辞めたら、その分の繁殖犬15頭はどうしたらいいのか ・・・。
ブリーダーとしての責任があるので、譲渡する際にはシェルティを
飼育する大変さをきちんと伝えています。そのため、里親が見つかるのは
年に2~3頭程度です。今後は善良な業者ほど法律を守ろうとして
追い込まれていくでしょう。その反面、悪徳ブリーダーが“こんなに基準が
厳しいならもう殺すしかない”と考えるのではと心配でなりません」

その一方で、
動物愛護派からは「もっと厳しい基準を」との声が上がっている。
新基準がペット業界を混乱に巻き込んでいることについて環境省に質すと、
「基準の施行に伴う遺棄、殺処分、不適正飼養等を生じさせないよう、繁殖を
引退した犬猫や保護犬猫の譲渡が促進される環境づくりを進める」とした上で、
「経過措置について検討する」と回答したが、具体的な解決策は見えてこない。

そもそも、賛否の割れるテーマで手腕を振るうのは政治家の役割だろう。
だが、いまの環境大臣に、妻をはじめとする急進的な動物愛護派と、
悲鳴をあげるペット業界の双方を納得させるだけの手腕があるかと
問われれば、“否”と言わざるを得ない。

                ・・・・・ 「週刊新潮」2020年10月29日号 掲載

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高かろう、悪かろう

コロナ禍で在宅勤務が増えた影響なのか、昨年来、
世界中で空前のペットブームが起きています。
(先日はドイツ在住の日本人から「売ってもらえる子犬を全部即金で買いたい。」
と言われてビックリしました。ドイツでプードルが不足している、と。

趣味の範疇とは言え、長くこの世界に居て思う事は
犬は人気が無くても、有り過ぎても、犬質が落ちて行く、という事実。
私はプードル専門ですのでプードルしか知りませんが、プードル人気が
今ほど高く無かった頃
子犬はなかなか売れませんでしたから
ブリーダー達は皆、手持ち資金に余裕が無く、本当にプードルが好きな者だけが
細々と繁殖していて、ショーブリーダーも少数で皆、顔見知りでした。
競走馬の世界と同じで資金が無いと外国から日本に良い血統を導入できません。
知り合いのブリーダーのオス犬に手持ちのメス犬を交配してもらう他、
手段がありません。雑誌で見る外国チャンピオンとの交配など夢のまた夢でした。
そんな中、熱心なプードルブリーダー達が資金を出し合って外国の名門ケネルから
年取ったチャンピオン犬を譲ってもらって、地道に改良を重ねて行くわけですが、
それは別の機会に書くとして。(これまでの話で競走馬ディープインパクトの父 
サンデーサイレンス が思い浮かんだ方 ・・・ まさにその通りなのです。)
その後の「血の飽和」も見事に同じで、競走馬とショーブリードは良く似ています。
農耕民族の日本と狩猟民族の諸外国では犬質改良に対するスタンスが
全然違いますから、日本のプードルは世界のドッグショーで長い間、太刀打ち
出来なかったのです。(現在、日本のプードルは世界一と評価されます。)

一方、人気が有り過ぎると犬質が落ちるとはどういう事でしょう?
全国各地で毎日開催される犬猫せり市場では連日、プードル種が
上位ランキングを独占、2位以下に大差を付けてダントツ人気を誇っています。
健康維持に必要な衛生費や医療費、フード代や光熱費を節約し、利益最優先の
多犬種多頭飼育ブリーダー達は子犬が高値で売れるのでホクホクだそうです。
でも、考えてみてください。ほんの一握りのシリアスブリーダーを除き、
全国の(犬猫)生産者の圧倒的多数を占めるのはセリ市出荷専門の繁殖屋、
ミックス犬やら猫やら「何でも来い屋」のパピーミルです。
彼らは市場の値動きに異常に敏感です。人気犬種・猫種を追って毎年の作柄
(在舎頭数の中で人気犬・猫種が占める割合)が大きく変わります。

話を戻します。(私はセリ市場に行きません。知人宅で実況中継を見ました。)
ここ数年はプードルが圧倒的人気です。一時期人気があったミニダックス。
吠え声が野太く大きい事と頭の悪さから人気が急落しましたが、知人は
ダックスを繁殖しても(以前ほど)売れないらしく、プードルに乗り換えました。
チワワもハスキーも人気絶頂期はその犬種でショーリングを走っていた人達が
今や背に(カネに)腹は代えられず、プードルを繁殖しています。
このことの何が問題ですか?
良い犬を作出するためには、その犬種をイチから勉強する必要があります。
経験値の差は大きいです。にわか仕込みではゼッタイに良い犬は作れません。
元はショーブリーダーですから、そんな事は百も承知なのに、売れない犬種は
続けられない、と。 その犬種に惚れ込んでチャンピオン犬もたくさん作って
来たのにカネが儲からないから儲かる犬種に乗り換えるとは、、何とも。。。

カネ目的で始めたブリーダーはカネが目的ですから高い交配料を払って
良いオスを求める事をしません。知り合いのオス犬成犬専門のセリ市で
安値で仕入れた年取ったメス犬
の間に生まれた子犬、どんな遺伝子を
持っているかすら不明なままの、海の物とも山の物とも解らない子犬を
競り市に出荷。目を皿のようにして子犬を買い漁るバイヤーの手に落ち、
ショップのガラスケースの中で皆様のお目に留まります。
大手ホールディングス内の店舗に居る子犬も ほぼ皆、同じです。
皆、競り市経由で店舗に配送されますので。競り市仕入れはしない、と
謳っている店も(店の代理で)競り市に出入りする仲買人が来ますから。
そもそも犬猫の流通は大根や魚と同じ。生体セリ市場を経由します。
この様に人気が出過ぎると今まで参入してこなかった異犬種ブリーダーや
にわかブリーダー
転売屋やなりすまし繁殖者(仲介業者)が湧いてきます。

人気犬種をお探しの方は、こんな時期(高値安定)だからこそ
特に気を付けるポイントが有ります。
どんなモノにも相場が有ります。
この時期、安すぎる子犬には絶対に手を出さないことです。
プードルの男の子で言えば10万円台、20万円台の子犬です。
セリ市場では最低でも20万円で落札されます。業者の落札価格を
下回るような子犬は、セリ市場での評判を落としたくない生産者が敢えて
せり市出荷を避けた
と考えられます。(出荷できない理由は何でしょう?
もしかしたら繁殖者しか知らない遺伝性疾患があって、何食わぬ顔でセリ市に
出荷したら仕入れたバイヤーからブラックリストに入れられる、バイヤー同士の
クチコミ評判が落ち、この先の評価(落札価格)が下がると危惧したのかも?)
セリ市場を見ているとプードルの弱点である膝蓋骨や噛み合わせ、
目に欠点が有る子犬が大量に出荷、落札されていました。これはすなわち、
欠点持ちの子犬が これからたっくさんショップに出回るという事です。
セリ市場の落札相場が高いので、子犬価格はお高いです。恐らく
この先もおいそれとは値下がりしません。高く買ったから大丈夫だろうと
くれぐれも安心しない事です。
左右の膝蓋骨グレード3(自力で修復できないレベル)の子犬が
40万円で落札されていました。店頭価格は恐らく80万を超える筈です。


他にどんな所に注意が必要ですか?
頭頚部または体表の白毛
あご下の白毛、頭頂部、四肢、尾、ボディに白毛がある子犬は
直近で他犬種と交雑されているか、交配禁忌を犯しています。単に毛色が
他と違うだけでは無く、遺伝子に重大な欠陥を持っている可能性大です。
ただし、お胸(× 広範囲)と指先(× つま先)の僅かな白毛は許容です。
初産で多発傾向に有り、チャンピオン同士の交配でも時々見受けられます。
白毛が問題では無く「白毛が発現する場所」が重要です。
2色(パーティーカラー・ブリンドル)の毛色。
プードル種は単色です。2色のプードルは100%雑種です。
JKCでも認められていませんし、1億%パピーミルが産ませた子犬です。
大泉門開存(いわゆるペコ)
出産時に頭蓋骨は人間同様に動くので多少の開存は許容ですが、親指の爪大、
頭頂部以外の側頭部、後頭部、スジ状の開存(割れ)はゼッタイにダメです。
膝蓋骨脱臼 圧倒的に多いです。
売られている子犬の99.9%が脱臼していると言っても過言ではありません。
そのほかに、プードル種に多い目に見える欠点として
鼠径ヘルニア、サイ(臍)ヘルニア、不正咬合、眼球白濁、内斜視・外斜視など。

犬猫せり市場の落札状況を(セリ市場に加入している)知人のパソコンで見せて
貰ったのですが、欠点オンパレードの犬猫が次々に落札されていく様子を見て
息をのみました。こんなに欠点だらけの犬猫を作出して出荷するパピーミル
それを買い付ける業者が居て、何食わぬ顔で店頭に出し、嘘八百を並べて
客に売りる、騙されて買う客が居る → → 売れるから、業者はセリ市場で
仕入れる
→ → どんなに酷い欠点持ちの犬猫でも買って貰えるから
生産者はいい加減な犬猫を大量繁殖させる
→ → この繰り返し。
賢い消費者は負の連鎖に気付き始め、ショップで犬猫を買わないように、と
勧めます。けれども、鼠経ヘルニアを「睾丸ですね」と言われてアッサリ信じて
しまうような無知な飼い主がまだまだたくさん居るのが現状です。
ネットで調べれば何でも解る昨今、もっともっと勉強して欲しいと思います。


2021年2月某日のランキング
ショップさんは落札価格に10%の消費税プラス
10%の手数料をセリ市場運営業者に払って買い付けます。
直近に開催された犬猫セリ市場の高額落札ランキング画像を
掲載していましたが、「画像を削除するよう」 同業者から言われたそうで、
セリ市関係者から丁重な削除依頼がありました。
関連画像は削除しましたが、どうやらこのギョーカイ(ペットショップ)は
裏側を知られる(暴かれる)と非常に困るようです。
事実を正直に書くといつも必ずショップ関係者から圧力を受けます。
ま、ここはおとなしくしておきますか。



この記事は2021年3月に作成しました。  


 

ギョーカイ話 admin page top↑
騙されないために。なりすまし転売屋ブリーダー

こちらの記事にも書きましたが  優良提携ブリーダーって誰? 

「なりすまし」はパソコン1台で暗躍するネット転売屋の代名詞でしたが、
最近は「自称 ブリーダー」達が
協力ブリーダー、先輩ブリーダー、友人ブリーダー
・・・ などと表現し、
犬猫セリ市場で仕入れてきた子犬を
あたかも自分のケネルで生まれたかのように偽装

していますね。皆様、お気を付けください。
お心当たりのあるブリーダーさん、嘘はいけませんよ。

確かに犬猫セリ市場に頻繁に出入りしていれば
たくさんの生産者=ブリーダー(※)と顔見知りになるでしょうし、
(※)犬猫セリ市場では「荷主」と呼ばれます。犬猫を生産し出荷するからです。
そういう人達はアナタより「先輩」で、中には「友人」と呼べる人も
居るのかも知れませんし、客が付いても(自分の所に)犬が居なければ
子犬を回して(融通して)くれる協力ブリーダーも見つかるかも知れない。

先輩、友人、協力ブリーダーの子犬を転売しても繁殖者名を偽らなければ、
「この子犬の繁殖者は〇〇ブリーダーです。」と言えば、
客に嘘を吐いていない、とでも言いたいのでしょうが、
それは 詭弁、販売スタンスが本末転倒 ではありませんか?
市場で落札した子犬の生産者全員が先輩で、友人、協力ブリーダーだとでも?
アナタのケネルで生まれた子犬が欲しい、とメールを送って来た人に
最初から セリ市場で子犬を探すつもり、
仕入れた犬を客に売るつもり
なのに、これを隠して
「先輩、友人、協力ブリーダー」云々、客を騙す目的で自家繁殖を装うなら、
詐欺行為の片棒を担いでいる と言われても反論できないでしょう。

転売屋ブリーダーのホームページには自分のケネルの繁殖ポリシーや
販売方針をまことしやかに書き連ね(当ケネルからも引用なさっていますが)
それを読み、信じた買い手様は、「ここのケネルなら」と信頼を寄せて
子犬購入を申し付けてくださるのではありませんか?
なのに、自分を信用してくれた買い手様を欺き、
買い手様の希望・要望に近そうな子犬を
目を皿のようにして あちらこちらのセリ市場で(子犬を)漁る。
先輩・友人・知人、手当たり次第に「客が希望する犬」を必死で探す。
運よく見つかれば客に「先輩ブリーダーの所で~~」と紹介する。
これを 立派な転売・詐欺行為 と呼ばずして何でしょう?

最初から犬猫セリ市場で仕入れた子犬を客に売るのに
少数繁殖だから子犬が居ない、血統維持が目的だから
3頭生まれても1頭しか売らない
云々、見え透いたウソを吐くな、
言いたいですね。このような「なりすまし転売屋ブリーダー」を
見抜く方法、確認する質問 はこの記事の後半でお知らせしますね。

関東圏には北海道からでも九州からでも、自宅に居ながら犬猫を落札できる
国内最大の近代的な(?)セリ市場があり、愛知県蒲郡にも大きな市場があり
そこでは岐阜県や静岡県のなりすまし転売屋ブリーダーが目の色を変えて
極小プードルやミックスを買い漁っていると聞きました。
競り市場は全国津々浦々に大小多数存在し、連日開催されています。
私はセリ市場に出入りしないので、ペットショップ経営の古い友人や
全国にある大小セリ市場を連日飛び回っている大手のバイヤーさん
(犬猫買い付け専門の方)、動物保険の営業マンから聞いた話ですが。
※ 営業マンやバイヤーさんは時々、挨拶に来られます。

このような自称ブリーダーは私も数軒知っています。
そのうちの幾つかは私がホームページやブログに記載している文言を
そっくり盗用しています。彼ら、彼女らは先の先輩ブリーダー、
友人ブリーダーに共通する屁理屈で、「ぷ~どるガーデンの文章を
そのまま引用し転載しているのでは無い。」と言うのでしょうが、
同じ主旨、同じ言い回しの文章を少しばかりアレンジしても
ネットで子犬を熱心に探している方々にはバレバレだと思いますよ。
私には他所様のホームページを見て回る暇な時間などありませんが、
ネットユーザー達からご親切な忠告がウチに来ますので。
他所ブリーダーの言葉を勝手に盗用したり、
他所のブリーダーの繁殖犬を売り付けたりせず、ご自分のケネル運営に
自信とプライドを持って欲しいと思いますね。



さて、それではこの先は なりすまし転売屋ブリーダーに
騙されないための
ブリーダーへの 質問 を書いてみます。
相手先が怪しい場合は参考になさってくださいね。
セリ市場仕入れ=なりすまし転売屋ブリーダーには答えられない質問です。
後々(血統書を見れば)ウソを吐いた証拠が残る質問だからです。

女の子しか販売しない。
これぞ、典型的な似非(偽物)ブリーダー、
最も解りやすい仕入れ販売確定です。

子犬達の母犬(何百頭も居る)は狭いケージに閉じ込められて
子犬生産マシーンと化し、一生お日様を見る事さえなく死んで行くのです。
あなたは善良なお面を被った販売者に騙され、
自覚の無いまま、パピーミル増殖の一翼を担わされます。

親犬(や代々)の毛色や年齢を聞く。
(親犬を見せてもらうより重要です。最初から客に嘘を吐くのですから
親犬見学は別犬を見せるなどして幾らでも誤魔化すでしょう。)
両親犬の毛色や誕生日は血統書上に明記されますし、
セリ市場で仕入れた子犬なら、代々毛色まで詳しく解りません。

同胎(きょうだい)の数、性別、毛色を聞く。
同時に同胎がデビューしているかどうかも見ましょう。
セリ市場仕入れの場合は たいてい1頭だけの販売です。
「他の子犬はケネルに残す。」等々、ウソを吐くでしょうけど、
犬は多胎動物ですから、毎回毎回1頭だけ売って
後の子犬を全部残していたら小規模ケネルなら抱えきれません。
千頭近く居るパピーミルなら別ですけど。
こんな解り切った大ウソでも、一般の方は簡単に騙されてしまうんですね。

販売されてている子犬の顔(タイプ)がバラバラ。
これが最も重要です。見る眼を養ってください。
あるレッドはオデコが広くて離れ目、タレ目のポメラニアン系ミックス顔、
また、あるシルバーはドングリまなこでシャクレあご、などなど。
両親が同じなら、あまりにも容姿が違う子犬は産まれません。
いつも似たり寄ったりの、「ケネル特有の顔」が必ず有ります。


問題外ですけど、ミックスにプードルの血統書を付ける者もいます。
子犬時代のレッドはドッグショーの審査員でも判別が難しいそうです。
ミックス犬を同時繁殖している「生産者」なら、
「この子はプードルに見えるから、プードルの(偽)血統書を付けよう。」
・・・ なんて事は「日常茶飯事だ。」とブリーダー本人の口から聞きました。
偽血統書作りには高齢で処分したメス犬の血統書を使うそうです。
私が血統書の(メス犬の)繁殖年齢を見て、と言うのはこの理由からです。
ポメラニアン顔のミックス、短足胴長のダックス風プードルもどきを
無知とはいえ喜んで買う客にも(悪徳繁殖者を助長する)責任が有るのでは?

なお、上記質問も血統書の無いミックス犬の場合は太刀打ちできません。
騙され放題ですが、そもそもミックスを買おうとお考えの時点で
マトモなブリーダーを期待なさる方が無理な話だとご認識くださいね。

 

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Win Winの関係

ブリーダー、獣医、訓練士、トリマー
この4つの仕事は愛犬家の皆様にとって
無くてはならない職種だと言えます。
4つの職種はお互いに支え合って、
犬達と愛犬家の皆様に喜んで頂くのが使命だろうと思います。

なのに、どういうわけか、
ブリーダー嫌いの獣医、
お客様の愛犬の作出者を悪く言うトリマー
の話をよく耳にします。
まったくおかしな話ですね。
どう考えても、繁殖者が居なければ世の中に犬は存在しませんし、
そうなれば獣医もトリマーも商売あがったりでは無いですか?
下品な表現ですが「メシのタネ」のオオモトのブリーダーを貶めて
何になるのか、と。もっと言えばブリーダー達が居るお陰で
あなた方のショーバイは成り立っています。
犬や猫が雑草のように、そこらで自然増殖しているとでも?

確かに、
不健康な犬にあたかも健康であるかのような嘘の証明書を出せ、とか
ワクチンなどの薬品類を闇ルートで安く回せ、とか
理不尽な要求をするブリーダーも一部には居る様ですが、
何事も一事が万事では有りません。
頭の良い獣医なら、それくらいの判別は付くだろうと思います。
そんなブリーダーが嫌いなら、個別に(関りを)切れば良い話で
自分の狭い経験だけで 初めて会うブリーダーまで 「嫌い」 の一言で
門前払いするような獣医はブリーダーからも嫌われますよ。

トリマーについては先日、飼い主様からこんな報告が有りました。
飼い主様の近所のプードル専門店 某ケネル(※)
(生後4カ月の私の子犬を)初めてのトリミングに出したそうです。
(※)プードル専門店を謳い、専門知識がウリのショップ兼サロン
すると、お顔に毛が少ない、だの毛質が悪いだの、散々な言われようで
挙句の果てには腹にバリカンを当てられてケガをさせられたそうで
飼い主様は憤懣やるかたない状況でした。

ちなみに、某ケネルの犬舎主はドッグショーでは賞歴も経験値も
私達に遠く及ばないカケダシ ブリーダーさんです。
私の認識では繁殖屋、セリ市場仕入れの子犬を売る犬売り屋です。
飼い主様が私の犬舎名を某ケネルにおっしゃいましても
ドッグショーのケネルネーム・出陳登録者とは別名ですから
相手には解りません。飼い主様は私と某ケネルが知り合いだとは
夢にも思わないでしょうし、某ケネル犬舎主も
自分が散々けなした犬の繁殖者である私が同じショーリングに
しかも自分より上位の位置に立っているとはユメユメ思わないでしょう。
犬の世界はとても狭いです。

飼い主の皆様、特に近隣で自分がハシゴしたショップさん、
見学に行ったブリーダーさんのことは
ギョーカイ人相手に話さない方が良いですよ。
裏で密接につながってる可能性が非常に高いですから。


ここからは同業者向け。
親しくしている訓練士いわく、
「ブリーダーは躾けにおいては全くのド素人のくせに
知ったかぶりしてテキトーなことを(飼い主に)言うから困ったものだ。
理論も知らず、自分の狭い経験で知り得た根拠のない方法を
飼い主に言うから、それを信じて実践してきた飼い主に
正しいやり方を教え、犬の行動を矯正するのはものすごく大変。
ド素人は いい加減な事を言わないでもらいたい。」

そうでしょうね。よく解ります。「餅は餅屋」と言いますからね。
なので、私は私の手を離れてしばらく経った子犬の躾けは
専門家にお聞きになりますよう、勧めています。
それはそれとして、、

当ケネルのように質の良い子犬を作出していると
プロの皆様のお目に留まる機会がたいへん多いです。
光栄なことですが、先日は自己主張の強い自信家トリマー
閉口させられましたよ。当ケネルは子犬が生まれてからずっと
使い慣れたシャンプーをお勧めしています。その理由。
産まれてからずっと使い続けているから、アレルギーや
肌に合わなかったために皮膚炎を起こす可能性が無い。
犬は本来は自分のカラダが発する自然な動物臭が好きで、
それ以外のニオイは(人がどんなに好きな香りでも)ストレスに感じます。
それでなくても新しい環境下でストレスいっぱいなのに
自分のカラダから立ち上る嗅いだことの無いニオイは
子犬の不安をいっそう、かき立てるかも知れません。
このことを丁寧に説明しましたが、頑として受け入れていただけず。
ご自分の信念で子犬をお育てになる方に私は何もアドバイスしません。
困ったことが起きても、子犬には可哀想ですが
飼い主様の所有物ですから、ご自分で対処なさってください。

このトリマーに子犬を売らなかったのは当然です。
同業者の皆様、身勝手が透けて見えるようなトラブルメーカーは
極力排除し、信頼できる飼い主様にだけ子犬を託すようにしましょう。


この記事は2020年9月に作成しました。

 

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ペット業者の飼育数制限へ

ペット業者の飼育数制限へ


ウチのような小規模ブリーダーには無関係ですが、
来年6月、表題通りに改正されるとなれば、
今いる(頭数オーバーの)犬ネコ達はどうなるのかな?
膨大な数になると思うんだけど。

そして改正後、犬ネコの価格はハネ上がるでしょうね。
大型犬の値段が乗用車1台と同じ、、なんて
冗談では無くなる可能性も ・・・。

毎回毎回、法改正が行われ、ブリーダーや販売業者への
締め付けが厳しくなればなるほど、犬ネコの価格が値上がりする。
遺棄に関して処罰されるべきは安直に買って飽きたら捨てる飼い主ですが。

しかも、ペットショップでは犬猫20頭までOKって、あり得ない。
閉店後はバックヤードに積み上げられた狭いケージにとじ込められて
手足を伸ばせず、立つ事も出来ず、朝を迎えると言うのに。



日本経済新聞社ニュースより抜粋
動物の適正な飼育方法を話し合う環境省の検討会が2020年8月10日開かれ、
同省は繁殖業者やペットショップに対して、犬猫の交配可能年齢や、
従業員1人当たりの飼育数などを規制する基準案を示した。
交配は犬猫とも原則6歳までに制限。
繁殖業者では従業員1人当たりの繁殖犬の飼育数は15匹、猫は25匹までとし、
販売業者は1人当たり犬20匹、猫30匹を上限とする。

繁殖・販売業者の一部で、犬猫が高齢になっても繁殖させたり、
身動きが取りにくい狭いケージに入れたりするといった劣悪な飼育が問題化。
案では例外的に犬が6回未満、猫が10回未満の出産回数の場合には
交配を7歳まで認めた。従業員1人当たりの飼育数は繁殖犬や猫のほうが
世話に時間がかかるとして人手が多くなるようにした。

また、犬猫を入れるケージの広さは個体差に応じ、1.5~3倍で設定。
閉じ込めて飼うことを防ぐため、運動スペースの確保と
3時間以上の運動を義務化。ふんが付いて固まっているなど、
不適切な状態を規制する基準も設けた。

小泉進次郎環境相は同日の閣議後記者会見で、
悪質業者を排除する明確な基準と、
自治体がチェックしやすい統一的な考え方などを案に記したとし
「動物の健康や安全を確保する動物愛護の考えで進める」と語った。

環境省は、違反を繰り返した悪質業者については
飼育業登録を取り消す方針。今年夏までに検討会で案を取りまとめ、
10月ごろをめどに中央環境審議会に諮った後、
来年施行の動物愛護法改正省令に盛り込む。

動愛法には、業者に対する規制についてあいまいな表現しかなく、
悪質なケースが発覚しても自治体は十分な監督や指導が行えなかった。
このため昨年6月に成立した改正動愛法には、
できる限り具体的な基準を省令で設けるよう定められ、
環境省が検討を進めていた。     
 
 

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