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欠点の無い子犬


各都道府県内のどこかで、毎日開催される生体セリ市には
1か所につき、平均1000頭を超える犬猫が出荷されるそうです。
※ ブリーダーは生産者・荷主と呼ばれます。
この呼称、生き物を商品として扱う業態を如実に表していますね。

大手ホールディングス母体のショッピングモールに店舗を構える
バイヤーさん達は手分けして全国のセリ市に連日顔を出して
買い付けに奔走するようです。(大手ショップの中には
セリ市出荷の生産者を呼び、犬猫を持ち込ませる事も有るそう。)
大手の仕入れセンター(?)に持ち込めば頭数を買って貰えるので
かなり遠方からでも生産者たちは喜んで持ち込む、と聞きました。

で、生産者たちは
大手の仕入れ部でハジかれた犬猫(明らかな欠点持ち
隠れた瑕疵が疑われる個体、容姿が劣る個体など)を
犬猫セリ市に持ち込みます。セリ市以外に仕入れ方法を持たない
中小のショップは大手がハジいた犬猫を(競り市で)仕入れます。

ホームセンターなどは中小ショップで売れ残り、再セリに出された
生体を仕入れているとの噂もあります。(私は真偽を知りません。)

話は戻りますが、1回の開催で1000頭以上出荷される犬猫の多くが
(大手ショップが何らかの理由で仕入れから除外した生体ですから)
100%とまでは行かないものの、それに近い確率で何らかの欠点が
あります。これは、犬猫セリ市にネット参入している私の古い友人と
一緒に開催中のセリ画面を見せてもらったことがあるので事実です。
ヘルニア、膝蓋骨脱臼、斜視、目の白濁、股関節脱臼などの欠点が
表記されている犬猫でも次々に落札されて行く
ので驚きました。
そんな欠点持ちでも店頭に並べられて、買う客がいるワケですから。

欠点が無い子犬は本当に少ないです。
ショップに行かれて、お目当ての子犬について欠点の有る無しを
お店の方にお聞きになれば、私の言う事が本当かどうか解ります。

ぷ~どるガーデンのホームページだけをご覧になる方は、
欠点ある子犬がデビューした事が今まで一度も無かったので
欠点が無くて当然だと大きな思い違いをなさいますが、
世の中に居る子犬の中で「全く欠点の無い子犬」を
探し出す
のは、まさに「至難の業」です。

※ 当ケネルでは先天的な欠点を持つ子犬は獣医を介して
大学病院に託します。治癒後、学生さんが飼ってくださるそうです。
小さな欠点がある子は子供達の友人や知人を通して無料で
差し上げています。(里親募集は致しません。)



セリ市は入札方式ですから、高値を付けたバイヤーがセリ落とします。
プードルの場合、サイズが小さめでちょっと可愛い女の子なら落札価格は
40~80万円くらい。さらに手数料と消費税、各々10%づつ加算されて
80万の子犬ならバイヤーは100万ほど払います。売値はその2~3倍。
欠点ズラリでお顔やサイズがフツウなら落札価格は30万円くらい。
概ね、女の子の方が高値傾向ですが、お顔とサイズ、欠点の有る無しで
落札価格が決まるので、性差はあまり関係ないですね。
ここまででお解りのように、健康で欠点の無いプードルの子犬を
犬猫セリ市場で20万円以下
買い付けできる可能性は ほとんど ありません。


よろしいですか?
ネットや安売りサイトで20万円以下で販売されているプードルの子犬は
セリ市に出しても最低落札価格の20万円にも満たない子犬である、
という事。それを知っている繁殖屋が、
何も知らない素人に押し付けようとする魂胆がミエミエの粗悪犬です。

隠れた欠点持ちでも初期費用(犬の値段)を抑えようとする方は
飛びつくかも?ですが、欠点持ちの生き物を可哀そうだからと献身的
自己満足で迎えるのはご自由ですが、後々の高額医療費と心労が
目に見えています。それなら遺棄犬をボランティアから迎えてください。

繰り返しますが、2022年夏現在、犬猫セリ市場で20万円以下で
落札される(欠点の無い)プードルの子犬など ほぼ居ません。

もし居たとしても重大な欠点があるか、将来リスクのある問題仔です。
価格だけを見て生き物を買う愚かさ に、
ぜひ気づいてください。


ランニングコスト(月々の動物保険料、フード代、トリミング代)が
掛かるので、犬の購入費用は安く抑えたいとお考えの方は特にキケンです。
欠点持ち(隠れた瑕疵や繁殖者だけが知っている遺伝)を掴まされないよう
充分注意してください。そんな気の毒な飼い主様をたくさん知っています。
お気の毒な飼い主の皆様が口を揃えて仰ったこと、
「最初は何も解らず、値段の安い仔をショップで買ったが、
ずっと病気病気で多額の医療費に懲りた。
次からは信頼のおけるブリーダーから迎えようと痛感した。」


利益だけを求めないぷ~どるガーデンでは子犬の幸せと
飼い主様の喜びを第一にブリーディング、子犬分譲を行っています。
子犬、飼い主様、両親犬、スタッフを含むブリーダー、
それぞれが喜びを持ってプードルとの暮らしを楽しみたいと願っています。

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まず、ブリーダーを選ぶ。





「なぜ子犬が安いのですか?」

と、よく聞かれます。

その理由
〇子犬を売って生活していないから。
〇店舗を構えず、自宅でブリーディングを楽しんでいるから。
〇宣伝費や人件費がかからないから。

でも、他所様では一般家庭繁殖であっても、そこそこ高値ですよね?
どうしてでしょう?
ブリーダー自身が儲けたいから。お金が欲しいからでしょうね。

主婦が金儲け目的でブリーディングしている所から子犬を迎えてはいけません。
遺伝などブリーディングに関する専門知識やトリミング技術などは
無いも同然ですし、何より経済的バックボーン(余裕)がありませんから
何かが起きた時に(お金を惜しむので)必ずと言って良いほど補償でモメます。
プライドもブリーダーとしての責任感も、私が知る限りではゼロに近いですし。


マイクロサイズ、ティーカップサイズと声高に宣伝するブリーダーや
ショップから迎えてはいけません。
彼らは私達ブリーダーから子犬を仕入れ、3倍以上の価格で販売します。
私や仲間の所にしょっちゅう「買い付け希望」の電話やメールが来ます。
仲介業者も同じです本当に自家繁殖で、金儲け目的でなければ
健康や衛生管理に 充分な経費 をかけても子犬はそうお高くはなりません。


私は
「ここまでやっているブリーダーさんは居ませんよ。
皆がこうだと良いんですけどね。」と定例視察に来た県職員が感心するほど、
ケネル維持にたっぷりお金をかけています。
そのかわり、子犬にかかるお金を節約する飼い主様には子犬をお譲りしません。

金儲けを度外視し、
本当にプードルを愛しているブリーダーから
大切に育てられた良い子犬を迎えたいとお考えの方は、
当然ブリーダーからも同じ事(飼育費用を節約しない、
最善の備えと良い環境で育てる)を求められることを
どうぞご理解くださいますように ・・・。


価格が良心的なブリーダーは、
すべてにおいて良心的
です。

子犬選びの前に、ブリーダーをしっかり選ぶ ことが重要です。



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人間に答えられますか?


「この子犬は将来、どれくらいの大きさになりますか?」


犬種を問わず、ブリーダーを名乗る人で
この質問を受けた事が無い人はいないでしょう。
より小さく仕上がってほしいチワワやヨーキー、
もっともっと大きく育ってほしいグレートデンやボルゾイ、
規定サイズの上限いっぱいにおさめたいシェルティー、などなど・・・。
ショーブリーダー達はどうやって子犬を大きく(または小さく)
犬種それぞれの理想体型に育てあげるかに頭を悩ませます。
ショーブリーダーの多くは「犬は人間が作っていくもの」だと考えます。


冒頭の質問に私は次のようにお答えします。
「それは、私達人間にはわかりません。神の範疇です。」
ご見学者様の中には意外な答えに「えっ?」と戸惑った表情になる方も
いらっしゃいますが、たいていの方は「そうですよね。」と納得してくださいます。
Only God knows ・・・ 「神のみぞ知る」
子犬の将来サイズは神様だけが知っている、
のです。

ブリーダーがお話できるのは
 1.出生時体重
 2.お引き渡し時点における正確な体重
 3.子犬が産まれてからお迎え頂くまでの体重の推移
 4.両親犬の体重とサイズ
 5.知り得る限りの先代祖の情報     ・・・ これだけです。

これらをお伝えしたうえで、経験を踏まえた≪予想≫はお話します。
あくまでも≪可能性≫です。≪確率≫と言い換えても良いでしょう。
当たればラッキーです。ブリーダーが話した予測サイズをご自身の脳内で
勝手に≪確定≫させてしまわないように
お願いします。

ブリーダー間でよく言われるチェックポイントとして。

 鼻が小さい子は大きくならない。
 肉球が小さな子は大きくならない。
 華奢な子は小さく仕上がり、骨量豊かな子は大きくなる。 ・・・ など。

あとは 飼い主様のご判断 です。
他のブリーダーの所で見た同じ月齢の子犬の体重は800gだった。
ぷ~どるガーデンの子犬は400gだから、将来大きくならない可能性は
400gの子犬の方が高いかも知れない、、、
あの子は骨太で見るからに大きくなりそうだったが、この子は細っそりしている、等々。
ブリーダーは自分の子犬しか知りませんから、たくさんの子犬を
見学なさっている買い手様の方がむしろ、良くご存知
だと思います。



子犬の将来サイズを繁殖者に聞いてみたい気持ちは解ります。
けれども、それは 愚問 です。
答えられるブリーダーが居たとすれば、その人は」か「大うそつき」です。

貴女のお子様について考えてみてください。
4kgで生まれた赤ちゃんと2kg台で生まれた赤ちゃんを比べるなら
2kgの赤ちゃんの方がなかなか大きくならないだろう、と思いますね?
けれども、それぞれの赤ちゃんがハタチになった時に
身長何センチ、体重何キロになるのか、答えられますか?
実の親でも自分の子供が成人した時の身長・体重の予測ができますか?
おじいちゃん・おばあちゃん・ひいおじいさん・ひいおばあさんまで
あるいはその先まで知っていたとしても予測は困難ですよね?
身長2メートルにはならないと思いますよ、くらいなら答えられますが。

きょうだいはどうですか?
兄と妹、ほぼ同じ体重で生まれ、同じ食生活で育っても
片や180cm、片や150cmってことも有ります。わが家がそうですから。

このように、生まれて間が無い動物の成長後の姿を予測する事は
人間には不可能 です。
わかりません 」とお答えするのは無責任でも何でもなく
極めて正直な答え
だと私は考えます。


犬は人間が作っていくものです。
食事量を増やせば増やすほど動物はタテにもヨコにも成長します。
これは生理現象であり、自然の摂理です。
子犬時代に適正量を超えたフードを与えられて育った子犬は
骨格からグングン大きくなります。
「幾ら食事を与えても太りはしてもサイズは大きくならない。」などと
馬鹿げた事を言う人が居ますが、真赤な大ウソです。
成犬ならカロリー過多でも太るだけですが、子犬は違います。
子犬は骨格から目に見えて大きくなります。当然すぎる話です。

さらに厄介な事に、こういう人はプードルの理想体型をご存知ありません。
犬が太っているのに、飼い主にその認識がまったく有りません。
プードル種がウエルシュコーギーのような
(バウムクーヘンのようなズン胴)にでもならない限り、
ご自分の愛犬が太っていると認識できないので大変困った飼い主です。
プードル種は肋骨が手にあたって当然、あたり具合が問題なのですが
飼い主の中には「肋骨が手にあたるから痩せている」という人もいる始末。
もう、私達はお手上げです。そう思い込んでいる方にはあえて何も申しません。
可哀想ですが飼い主様の所有犬なので、お任せするほか有りません。

他罰的思考の方はご自分の思い込みによるいい加減な育て方を棚上げして
「ブリーダーに騙された」とおっしゃいますし、平衡のとれた考えができる方は
「この子が持って生まれた遺伝子」だとおっしゃいます。
後者はそうである可能性も有りますが、そうでないかも知れません。
殆どの子犬を規定サイズにおさまるように育てあげてきた私達ブリーダーは
「犬は人間が作っていくもの」だと確信しているからです。

子犬時代は食べられるだけ与えなさい、、などど時代錯誤な指導をする
化石みたいな獣医もいます。
フードが「飼料」扱いだった頃、量を食べなければ必要カロリーが
摂取出来なかった【ふた昔も前】ならそうだったかもしれませんが
今はドッグフードは飛躍的に進化し、
一日わずか10gで必要カロリーが充分摂れるフードもたくさんあります。

飼い主様の中にはフードを未だ「飼料」扱いする獣医の指導のもと、
市販の高栄養フードをたっぷり与え混んで犬を激太りさせ
膝蓋骨をダメにしてしまう方が少なからずいらっしゃいます。

当ケネルに里帰りしてくださる方で、「ウチの子は太っていない」と
おっしゃいますが、実際は太っているプードルがたくさんいます。
飼い主様の感覚そのものが大きくズレているんです。
プードルの理想体型はお迎え時にお示しします。ブレないようにお願いします。


信じられない話をもうひとつ。
ティーカップサイズと言われて買った子犬なので
どんな育て方をしても小さくおさまるはずだ。
生まれつき小さな遺伝子を持っているから。
知人ブリーダーがお客様に言われて椅子から転げ落ちるほどビックリしたそうです。
小さな遺伝子って何ですか?

私達は 確率 可能性 についてはお話できます。
母方は代々小さいです、この子の両親も小さいです、、
なので、大きくならない(小さく仕上がる)かも知れませんね、
でも犬は隔世遺伝だとも言われますから、
祖父母のチャンピオン血統が強く出る可能性も有ります。
その場合、チャンピオン犬はトイサイズですから、
子犬が将来大きくなる可能性も当然出てきます。
・・・ 私はどなた様にも必ず、このようにお話しています。

いずれにせよ、私達は人間で神ではないので子犬の将来サイズは断定できません。
PRA等、遺伝性疾患を引き起こす遺伝子と違い、小さくなる遺伝子など
発見されてもいません。人間の子供が両親に似たとして、どの遺伝子が
どのように関与したか、解明されていないのと同じです。(遺伝病以外で)

それが嫌だと感じるなら、もう今以上には成長しない成犬を迎えるか
将来サイズを断定して保障してくれる神のようなブリーダーからお迎えください。
当ケネルはプ-ドルに小ささだけを求める方はお断りします。

こちら もお読み頂けましたら嬉しいです。


以下は蛇足です。
競馬界に友人知人が多いですが、将来ジョッキーを目指す子供達は
小学校時代から給食を食べず(その間トレーニングをする)、
競馬学校に入るため(在学中も)体重は44キロ以下を保つように努力しています。
知り合いのジョッキーは背が高いですが、51キロをキープしているそうです。
どのような方法で? 食事コントロールだけ、だそうです。

では、何十年も食事コントロールをした人のその後はどうでしょう?
60代、70代の方も知っていますが、皆さん不健康どころか、好き放題食べて
飲んでいる人達のような生活習慣病も無く、とても健康で健やかにお過ごしです。
適正量の食事がいかに大切であるか、人間も犬も同じです。

ご愛犬には適正量の食事を与え、一日も長く元気でいてほしいですね。


この記事は2011年2月に作成しました。

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見ようとしなければ見えない事


実物を見なければ判らない」と言う方がいらっしゃいますが、
実際にショップのケージ内で寝ていたり、ふざけ回っている子犬を見ても
表情やお顔立ちは判りにくくありませんか?
動き回る子犬はピントが合いにくいのでよく解らない動画も多いですね。
私は静止画像が一番、お顔立ちや構成、表情がよく解ると思います。

子犬の画像ってホントに撮りにくいです。
よく動く上、カメラに向かって突進して来たりします。
そんな中で掲載画像の子犬達のように
高いトリミングテーブルの上で四肢を踏ん張ってしっかり立てる子は
「何度も何度もトリミング台に乗っているんだな」
(丁寧に手入れされているんだな)、落ち着きがあるんだな、
カメラ目線の画像からは「人間とアイコンタクトできるんだな」、
「撮影者の声かけに反応してカメラを見ているんだな」、
爪も短く切り揃えられて、よくお手入れされているな」、
「お顔も上手にトリミングされているな」、、、つまり、
「子犬は嫌がらないで手入れをさせてくれる従順な性格なんだな」と
注意深く観察すれば、いろんな事が解るでしょう。

さらに当ケネルで言うなら、
ブログ、お客様からのおたよりやHPにもたくさんの情報を
掲載していますので、繁殖者の考え方やブリーディングポリシーなど、
ショップの比では無い量の情報が、知ろうとすれば幾らでも
画面を通して伝わる
はずです。
そして他ブリーダーさんとじっくり見比べてくだされば良いと思います。

お問い合わせの中には「一生涯の家族を探しているので
動画や画像では解らない、目で見てインスピレーションや
フィーリングで決めたい。」
と仰る方がたまに居られます。
一見、まことしやかに聞こえるこれらの言葉ですが、
ブリーダーからみれば、どこのどなた様かも解らない
見ず知らずの方を一般家庭の自宅にお招きするのは大変不安ですし、
子犬の立場としては、お迎え頂けるかどうか解らない方に弄られ、
抱っこされまくって、挙句の果てには「家に帰って良く考えます。」
これではあまりにも可哀想です。感情も記憶も有る生き物ですから。

まるで動物園のように子犬を弄りまわし、手から手へ抱っこしまくり、
口の中を開けたり、ケージに鼻が尽きそうな距離で子犬を眺めたり、
ストレスで子犬が心身にダメージを受け、夕食を食べ残そうが、
疲労困憊だろうが、見学者さんには何に責任もありませんからね。
ご自身に自覚は無いのでしょうが、目に余るほどやりたい放題です。
ショップならいくらでも抱っこさせてくれますから、
わざわざ見学禁止のブリーダーを選ばなくても、どうぞそういう所へ
いらっしゃってください。当ケネルは子犬の心身に負担が無い方法を
一番に考えるので、触りまくって決めたい方に当ケネルは不向きです。
※ 対面販売を遵守しておりますので、契約は子犬を見てからの締結です。
だた、子犬を見たいだけの見学のみ、お断りしております。

率直に言えば、犬を見る目が養われていない方は
動画を見ても静止画像を見ても、もっと言うなら実物を見ても
結果は同じです。何も解らない、見抜けない、でしょう。

動画で子犬がチョコチョコと動き回っているのを見れば
何か解ったような≪気がする≫だけです。
要所を見なければ、実物を見てもどの子犬にするか、決められません。
(見学者の自覚が無いまま、
やたら時間ばかりが経過し、子犬が疲弊するだけです。)

お客様にはたくさん選択肢があると思います。
私は「ぷ~どるガーデンに見学に来るのが初めて。」とおっしゃる方よりも
「いろんなブリーダーさんを見学してきました。」とおっしゃる方の方が
大歓迎です。なぜなら、当ケネルと他ケネル様との違い、子犬の質や
管理体制などの明白な違いをはっきり理解して頂けるからです。

買い手の皆様は≪賢い消費者≫になって頂きたいと思います。
子犬を見て選ぶ事にこだわり過ぎ、本当に大切な点を見逃す方は
大きな損をしている
と思います。画像から解る事はたくさんあるのに
「解らない」と思い込む方が多いのはとても残念です。
もちろんそれには私達ブリーダーの責任も大いに有るのですが。。。 

例えば、某画像の子犬は右手を挙げていますが、
足裏(肉球)が完璧に手入れされている様子が解りますか?
子犬の左手の爪はキッチリ切り揃えられています。
お耳やお口周りのトリミングから、このケネルレベルが相当高い事が解ります。
某画像からは子犬の頭の大きさ、お鼻の長さは女性の指幅(18ミリ)ほども
無い事が解りますし、ある画像からは子犬の頭が
親指と人差指で作った「C」の中にすっぽり収まる極小サイズなのが解ります。

某画像は子犬の方が人の手よりも前に来ています。
つまりカメラに近づいています。普通はカメラに近づく方が大きく見えますね?
この事から、立っている子犬は身長150cmの小柄な女性が
精一杯広げた手のひらよりも小さい事が解りますし、何より性格が解ります。
人の腰の高さほどもあるトリミング台の上で、
こうしてしっかり一人で立てる生後3か月の子犬など、まず居ません。
大抵は怖がってしゃがみ込んだり、興奮して暴れます。
人が両手で子犬を支えて固定して撮影された画像が殆どではありませんか?
なぜなら子犬が一人で立てないから、落ち着きが無いからです。

いかがですが? たった4枚の画像から、
子犬の性格や管理状態、ケネルレベルまで透けて見えるんです。
解らないのは見ようとしないからです。
多くの画像やいろんなHPを見慣れれば、多くの事が見えてきます。
見学だけがただ1つの正解ではありません。

むしろ、初めて訪問した繁殖者宅でブリーダー監視のもと、
素人の方が果たして子犬の本質を正確に見抜けるでしょうか?
私達がHPやブログで発信しているのと同じだけ、
繁殖者の考えやブリーディングポリシーを短い見学時間内に
ブリーダーから聞き出せる(理解できる)でしょうか?

繰り返しますが、
買い手の皆様は≪賢い消費者≫になって頂きたいと、切に願います。

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飼いやすいのは男の子? 女の子?


子犬を迎える時に男の子にするか、女の子がイイか、迷うところですね。
どこのショップでも男の子の方が多く、価格も(女の子より)お安いです。
でも、これは決して“男の子より、女の子の方が勝る”からではなく、
出生比率で男の子の方がやや多い事と、繁殖者が女の子を残す傾向に
ある(犬猫セリ市場に出荷される数が少ない)、などの理由によります。
男の子と女の子、どんな違いがあるのか、私の感想を書いてみます。
※記載事項はあくまでも“傾向”であって、断言するものではありません。

男の子はストレートに愛情を表現する“飼い主様、命”クンが多いです。
いつまでも赤ちゃん赤ちゃんしていて人に対しては超甘えんぼ
一途な純真さを表してくれるぷぅちゃんをお求めの方にお勧めします。
また、いったん決まった上下関係を忠実に守るので、躾けも入りやすく、
多頭飼育に向きます。女の子・男の子を一緒に飼う場合では、
何でも女の子に譲ってしまう男の子が圧倒的に多いですね
男の子は縄張り意識が強い=気が強い、と誤解されがちですが、
今の男の子はテリトリー意識が低い(というより殆ど無い)子が多いです。
昔の日本犬のように自由に野山を駆け回り、片足を高々と上げて
電柱にマーキングの図・・・はまず、ありません。また、
マーキングとは他の犬のニオイが付いた場所に、自分のニオイを上書きして
テリトリーを守る行為ですから、他の犬のニオイが無い室内では起きません。
室内で排泄してからお散歩をするように躾けられているわんちゃんは
屋外で足をあげておしっこをする事はありません。
当ケネルでも屋外排泄させず、性格がおとなしい男の子は、成犬になっても
座っておしっこをします。(お迎え頂く時期は座って排泄します。)
このように、排泄やマーキングに対する間違った思い込みから、
男の子を敬遠する方がいらっしゃるのはとても残念です。
また、小さなサイズのプードルでは食事に気難しい子犬が多いとされますが、
これは女の子に多く見られます。男の子は概ね、食事に手がかかりません。

骨格・顔つき・体力において男の子が勝る、という説もありますが
大型犬はその通りですが、プードルなどの超小型犬には当てはまりません。
女の子の方が小さくておとなしい、という事は100%あり得ません。
小型犬において、これらの特質は性差よりも個体差です。
性格は個体差(つまり、生育環境)によるところが大きいですね。
ただし、被毛の差は顕著です。(特に成犬になってから)
生き物のオスはすべて、メスに比べて毛ヅヤが良く、毛量も多く、
美しい被毛を持っています。(ライオン・くじゃく等が解りやすいです。)
犬にも同じことが言えます。被毛は女の子より男の子の方が優れています。

一方、女の子は赤ちゃん時代からおとなびた性格の子が多いです。
いわゆる“おませちゃん”です
テンションのアップダウン(好き嫌い)が激しい傾向もあります。
いつも飼い主さんの目を気にしていて、愛情表現も控えめです。
じっと見る子が多いので、見つめられるのに弱い飼い主さんには、
たまりません。飼い主さんの行動パターンを覚えて、先回りして
行動するといった洞察力に優れるところもあります。

飼い主様から興味深いお話を聞きましたのでご紹介します。
男の子は市販されている「マナーベルト」着用中はオシッコ(マーキング)を
しないそうです。まだ躾けが完璧でないワンちゃんや緊急時には助かりますね。
俗にいう≪うれション≫が女の子に多い、とは聞いていましたが、
マナーベルトを着用すると男の子の≪うれション≫は完璧に防げるそうです。
躾けが完了すればベルトなしでもお行儀良くできるのだそうです。
お困りの方、ぜひお試しくださいね

男の子と女の子、価格差がある理由は
①そもそも出生比率でオスの方が圧倒的に高い。(♂♀ 3対1とも)
②人気犬種は子を産むメスを繁殖者が残したがるので流通数が少ない。

ここからは訓練士さんの話です。
女の子は一頭飼いでも環境しだいで上下関係をあまり守りません。
女の子同士の多頭飼育では、順位が決まりにくいので、ちょっとした
小競り合いが時々あります。
自分が一番に愛されていたい面があるので、気の強い女の子ですと
二頭でだっこするのを許してくれないこともあるようです。
男の子女の子混合の多頭飼いでは、女の子の方がボスになりやすいです。
また、賢すぎてイタズラをしても「私じゃないわよ」という顔をする子も
いるそうです。感情が絡む躾けには忍耐が必要で、飼い主さんには
リーダーの自覚が常に不可欠です。
同じケネル出身の子犬は生育環境が似ている事から、早く馴染みやすいと
考えられています。

いかがでしょうか?子犬選びの参考になればうれしいです。

この記事は2015年3月に作成しました。

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