コロコロうんち
当ケネルの子犬ちゃんは離乳食を食べ始めて以来、
動画のようなウンチしか、出たことがありません。
お迎え時の子犬説明では飼い主の皆様に
「軟便に注意してください。」と、お願いしますが
軟便とはどういうものか?を説明しておきたいと思います。
動画をご覧ください。
ペットシーツの上をコロコロ転がり、
跡が全くつかない便が最も良い状態です。
量は女性の小指大(長さも太さも)が1回に1~2本。
1日合計、4~5本する子が多いです。(個体差があります。)
便の水分が吸収された結果、ペットシーツに跡が残る
または、ティッシュで(便を)取ったらベッタリ跡が残るようでは
当ケネルでは【立派な軟便】です。
軟便が2回続いたら、元気や食欲があっても
必ず動物病院に行き、検便をお願いしてください。
※ケチャプやマヨネーズ状は病的な下痢。水様便の一歩手前です。
子犬が軟便になる理由は様々で、放置すると最悪、
死に至る可能性も有ります。
時々、「様子を見ていた。」とおっしゃる飼い主様に遭遇しますが
【様子見】とはブリーダーに言わせれば【放置】です。
私達はどんな小さな変化でも、絶対に様子見=放置しません。
くれぐれも油断せず、大切にお育て頂けたらと願います。
この記事は2017年に7月に作成しました。
フォローリング床
今は殆どのお家が室内の広い面積をフローリング床が
占めていると思います。
プードルの弱点である「足」を気にしてくださる飼い主様に
当ケネルが最もお勧めするフローリング対策はコチラ

足裏(指の間の毛)をこまめにカットしてあげる。
市販のペット用ハサミでも切れますが、肉球を傷つけるのが
心配な方はペット用の小さなバリカンをお勧めします。
2000円くらいで市販されています。うちはパナソニックですが
【例】ペティオ (Petio) r コードレスバリカン 犬猫用 ディテール
そのほか ・・・
● コルク床に変える
【難点】おしっこが浸み込む、ニオイが付きやすい、掃除が難。
● 犬が滑らない床材に張り替える ・・・ 【難点】コスト高。
● 犬が滑らないワックス剤を床に塗る
【難点】拭き掃除やクイックルワイパーが使いにくく、掃除が難。
● 人間の赤ちゃん用のクッション材を敷き詰める。
● 滑り止めワックスを犬の肉球に塗る。
【難点】 これは最悪です。絶対にお止めください。
犬は足裏に汗をかくので、逆効果です。
余計に滑りますし、犬が気にして足裏を舐めます。
皆様が気にしてくださる足(膝蓋骨)は良い運動で良い筋肉が付き、
良い筋肉によって強い骨が形成されます。
膝蓋骨を傷めない(強くする)には坂道をしっかり歩かせることです。
日光浴とお散歩が効果大で、どんなに膝蓋骨がしっかりした子犬を
お迎え頂いても、サークル内のお留守番が長時間連続すると
アンヨは弱ってきますので、お気をつけくださいね。
占めていると思います。
プードルの弱点である「足」を気にしてくださる飼い主様に
当ケネルが最もお勧めするフローリング対策はコチラ


足裏(指の間の毛)をこまめにカットしてあげる。
市販のペット用ハサミでも切れますが、肉球を傷つけるのが
心配な方はペット用の小さなバリカンをお勧めします。
2000円くらいで市販されています。うちはパナソニックですが
【例】ペティオ (Petio) r コードレスバリカン 犬猫用 ディテール
そのほか ・・・
● コルク床に変える
【難点】おしっこが浸み込む、ニオイが付きやすい、掃除が難。
● 犬が滑らない床材に張り替える ・・・ 【難点】コスト高。
● 犬が滑らないワックス剤を床に塗る
【難点】拭き掃除やクイックルワイパーが使いにくく、掃除が難。
● 人間の赤ちゃん用のクッション材を敷き詰める。
● 滑り止めワックスを犬の肉球に塗る。
【難点】 これは最悪です。絶対にお止めください。
犬は足裏に汗をかくので、逆効果です。
余計に滑りますし、犬が気にして足裏を舐めます。
皆様が気にしてくださる足(膝蓋骨)は良い運動で良い筋肉が付き、
良い筋肉によって強い骨が形成されます。
膝蓋骨を傷めない(強くする)には坂道をしっかり歩かせることです。
日光浴とお散歩が効果大で、どんなに膝蓋骨がしっかりした子犬を
お迎え頂いても、サークル内のお留守番が長時間連続すると
アンヨは弱ってきますので、お気をつけくださいね。
お留守番のようす
長時間(10~12時間)、ひとりでストレス無くお留守番することは
人間社会に適応するための必須条件のひとつです。
当ケネルでは60cm×90cmのサークルを子犬の個室として
与えていますが、成犬後に長時間のお留守番が
連日続くような環境下では伸縮できるサークルがお勧めです。
ただし、子犬時代は広すぎるとトイレが解らなくなったり、
落ち着がなかったりするので、やはり60×90あたりが
丁度良いように思います。逆にこれより狭いと窮屈だと思います。
今日は、桃リボンちゃんのお留守番のようすを撮ってみました。
オモチャを踏まないように段差を乗り越える様子もご覧ください。
※ ホームページに掲載する画像や動画を撮る時は
トリマーがシャンプー&ブローでキッチリ仕上げますが、
お留守番のようすはスッピンで撮影しました。
お外でみんなと遊ぶ時間が終りました。
遊び終わりを声符(声)で知らせても、子犬ちゃんには解りませんので
当ケネルではサークルの前面に布を垂らす事で教えています。
(天井以外の4面は24時間タオルで覆っています。)
今日の最高気温は26℃ですが、子犬達は24時間ヒーターを使います。
ぬいぐるみのそばにオモチャを持って来て楽しそうです。



人間はいつもどこへ行くんだろ

飽きないように、毎日オモチャ(知育玩具)を取り替えてあげます。
落ち着いて遊ばせたいので ひとつしか与えません。


オモチャは全長13cm、重さ10gと軽いので
小さな子犬ちゃんでも振り回せます。
生後3カ月からは「歯固め」の付いた15gくらいの
オモチャ(アメリカ製の知育玩具)を与えます。
動画から、子犬ちゃんがオモチャをカミカミしている時の
「パリパリ音」が聞き取れますか

子犬が居るサークルの左右にも姉妹わんが居ます。
同月生まれの子犬ちゃんは同じ保育室(個室)に居り、サークルは
5 面ありますので「騒がしいのかな」と思われるかも知れませんが、
当ケネルは成犬室同様、子犬室もとても静かです。
環境が重要なので、犬もスタッフも静かに過ごすようにしています。
ケネルに居る時はようすを覗って、オモチャで興奮し過ぎたり
ガウガウ言い始めたら気を逸らせながらそ~っと取り上げます。
興奮質に育てない事はとても大事です。





天井から撮られているので、どうしようかと考え中のようです。

このあと、大急ぎで駆け寄ってきましたので、
慌てて退散しましたよ


こちらのきょうだいは今日がお留守番トレーニングの初日


最初はふたり一緒に、30分から始めます。
私達に向かって「一緒に行く

新しいオモチャを投入すると、まず坊やが食いつきました

続いて、妹ちゃんもオモチャに気付き

しばらくオモチャに夢中でした

そのあと、遊び疲れてふたりともスヤスヤ寝てしまいましたので、
お留守番初日から3時間近く、泣かずにお留守番できました

子犬ちゃんにとって、オモチャはお留守番の強い味方です。
お気に入りを見つけてあげてくださいね


要求泣き
お迎え後しばらくはサークルの中で静かにしてくれていたのに
数日経って慣れてきたら激しく要求泣きをするようになった

このようなご相談を受けます。
環境が激変して泣くのは健全な子犬ならある意味当たり前かな、と思います。
子犬には感情があり、快と不快、不安や安心の識別ができるのですから。
わが家でも生まれてからずっと一緒だったママわんやきょうだい達と離し、
1ケージ1頭に分けた日は一日中、ピーピー泣かれます。
2~3日は最低限のお世話(お食事と排泄)以外はどんなにグズっても
心を鬼にして“放置”です。
3日もすれば泣いても要求が通らない事を子犬なりに学習します。
4日目からは殆どの子は泣かなくなります。
※中には離した直後から全く泣かない超 X 超おとなしい子もいますし、
先々も全く要求泣きしない子もたくさんいます。
個人の主観ですが、頭が良く感性豊かで人間大好きな子ほど
環境が激変した直後に甘えて泣く傾向にあります。
※子犬をお探しの方の中には「全く泣かない静かな子」を希望される方が
たまにいらっしゃいますが、それならロボット犬がお勧めですよ

※ただし・・・
お食事の時間をおとなしく待っているのはまだ無理です。
まれにお食事の順番を静かに待てる子がいますが、そんな子はとても少ないです。
奥のサークルからお食事が配られ始めたら、入口付近のサークルに入っている
ぷーちゃんは「早く食べたいよ、アンアン」と泣きます。
これを“要求泣き”と言うには厳しすぎ、過酷すぎです。
以前に「要求泣きが止むまで食事を与えません。泣き止まなければ一食抜いても
いいですか?」と言われて、腰を抜かすほどびっくりした事がありました。
お渡しするサイズの子犬は一食抜くと死ぬかもしれませんから!!!
生後2~3か月の子犬が、早くご飯が食べたくてアンアン言うのは本能です。
体調不良を起こさず、ご機嫌よく食べてくれる有難さに感謝したいくらいで、
これを“要求泣き”だと言わないであげてほしいと思います。
人間の赤ちゃんもお腹が空けば見境なく大声で泣いて空腹を訴えます。
それと同じです。躾けは別の機会を捉えてお願いします。
当ケネルでは朝のお食事前後の15分、正午前後の15分、3時前後の15分
最後に夕食前後の15分をプレイタイムに充てています。
天候や温度によってお外で遊んだり、室内で遊んだりします。
遊ぶ時間では無いのに私の姿を見て「アンアン」泣く子は無視します。
無視=躾け、です。
無視し続けていると“泣いても要求が通らない”ことを子犬は学びます。
規則正しい生活を送っていれば幼いながらに、そろそろ(サークルから)
出してもらえる時間がわかるようになります。出してもらえる時間でも
誰か1頭でもフライングして泣き始めたら、全員出してもらえません。
誰かが泣き始めたら私は「あっ」と大きく叫んで、そのまま部屋を出ます。
遊べる時間以外にも何度も用無く子犬室に入っては、そのつど様子を見ます。
子犬達は起き上がって黙って(静かに)私の様子を目で追っています。
遊べる時間でなければそのまま黙って子犬室を出ます。
これを毎日繰り返すと私が子犬室に入っても(子犬は)泣かなくなります。
こういうふうに育てていくと子犬ながら人間が求めている事を察知します。
おとなしくしていれば楽しい遊びが始まるが、泣けば「あっ」と叫んで
無視して出て行ってしまう=遊びが始まらない、と理解するのです。
このようにお話しますと「貴ケネルでの躾け方法は解った。
では、わが家はどうしたらいいですか?」と聞かれる事があります。
・・・が、それは解りません。ご家庭のライフスタイルが解りませんので。
私がお話することはあくまでも躾けの方向性であり、それぞれのご家庭に
合わせて応用して頂く事が大事です。
いろんな本やサイトには様々な方法が書かれていますが“正解”はありません。
子犬育ての“正解”は試行錯誤の後にご自身で見つけて頂くものだと思います。
話は戻りますが、
新しいおうちに行って、しばらくおとなしくしていたら出してもらえた。
遊んでもらって、抱っこしてもらって(子犬は)すごく楽しくて嬉しくて
もっともっと遊んでもらいたい、もっと抱っこされたい、と願うでしょう。
それで、とりあえず人が来たら泣いてみる、姿が見えたらアンアン言って
呼んでみる・・・子犬は・・・子犬なりに考えて、
いろいろ試しているんですね。どうすれば自分の要求が通るかを。。。
もちろん、子犬の要求に負けてはダメです。
プードルの子犬はとても頭が良いので、自分に都合の良い事は
たった1回で覚えますが、不都合な事(やりたくない事)は解っていても
知らんぷりをします。油断すると人間が振り回されてしまうんですよ。
お迎え後の要求泣きは家族の躾け(態度)が一貫している限り、
数日で止みます。泣いても要求が通らない事を学びますし、
家族の生活サイクルに馴染みます。
この時間帯に泣いても要求が通らない、この時間帯は遊んでもらえる、
・・・というふうに。
新しい家族との絆はお互いの理解から始まります。
人間も子犬の気持ちがわかり、子犬もご家族のリズムを理解して
少しづつ本当の家族になっていくのだと思います。
最後に・・・
どんな躾けにも根気と愛情が不可欠ですが、私はそれに信頼を加えたいと
思います。飼い主様との間に信頼関係があれば躾けの失敗はありません。
どうぞ宜しくお願いします。
この記事は2013年に作成しました。
お迎え直後の体重増


子犬のお引渡し時には個体ごとの理想的な体重増や管理について
子犬飼養担当シロが具体的な数字をあげて詳しくお話しますので
メモを取るなどしてお聞き逃しがございませんよう、お願いします。
具体的には皆様にこのように

一例ですが、
子犬の体重増は毎週◎◎グラム、本日の食事量は1食◆◆グラム。
ただし、これはお引渡し前4週間の体重増・給餌量であって
この先は
毎週◎◎グラム以上の体重増、
◆◆グラム以上の給餌量でお育てください。
体重が毎週◎◎グラムか、それ以上
増えないようであれば、給餌(食事)量を
(体重が毎週◎◎グラム以上増えるまで)
増やしてください。
これを何故か勘違いなさって、「体重が30g以上増えたから
食事量を減らした方が良いのか?」と聞いて来られる方が
たまにいらっしゃいます。
当ケネルでは「子犬の育て方マニュアル」を飼い主様全員に
送信しておりますが、
その中に、「食事量は絶対に減らしてはいけない。」と
大書してございます。ブリーダーが子犬のためを思って
一生懸命作成したマニュアルですので、面倒がらずにお読みください。
お迎え直後に一時的に体重が増える理由は
この記事にも書いておりますので、子犬の育て方カテゴリーにも
お目通し頂けたらと思います。どうぞよろしくお願いします。
・ ・ ・ ・ ・ ここからはタイトルの記事です・ ・ ・ ・ ・
ホームページの子犬説明における体重表記は
生後〇〇日 〇〇g台としています。
今まではグラム単位で記載していましたが、
「410gなら欲しいが、490gなら要らない」等、
数値に異常にこだわる方が多く居られました。
生後70日前後の、100gほどの体重差が
満1才時の体重にどれだけ影響を及ぼすとお考えなのか
私には理解できませんが、
いずれにせよ、そこまで神経質に子犬体重を気になさる方に
私の子犬を迎えて欲しいとは思いませんので、
そのような方を除外する意味から
敢えて〇〇g台、と記載しております。
ご希望があれば対面時に目の前で計測しますが、
理想は、お家に帰られてから
お手持ちの体重計で計測なさるのが良いと思います。
どうしても計測誤差が出ますから、お迎え当日に
ご自身で(食前に)計測なさると良いでしょう。
※食後は(飲水だけでも)20~30g増えます。
当ケネルでは1キロまでのキッチンスケールに
100円ショップのトレイを乗せて計測しています。
赤ちゃんパンダもバケツに入れられて計測されていますね。
コツを聞かれますが、残念ながらそれは無くて
「子犬と飼い主様に慣れて頂く」だけです。

「お迎え時に毎週30gほど増えるのが理想です(※)、と
説明を受けましたが、毎日10g増えています。
この調子で行くと一週間に70~80gほど増えそうで・・・」と
心配なさる方が たまに居られます。
(※)冒頭記事の通り、当ケネルはそのような説明は致しません。
30g以上、と必ずお伝えしていますので、よく聞いてくださいね。
これは異常でも何でも無くて、運動不足だと思われます。
ケネルに居る時はきょうだいや同月生まれの子犬達と
よく遊んでいますから、かなりの運動量があります。
新しいお家にでは遊び友達もいない上、
お迎え後一週間は ほぼほぼ24時間ケージレストです。
当然、代謝も落ちます。
なので、一時的に理想よりも体重が増えても心配ありません。
この時、絶対にしてはいけないのは
食事量を減らす事です。
お迎え時にお知らせした食事量は子犬の必要最小限であり、
今後の成長に伴い、給餌量が右上がりに増える事はあっても
減る事はありません。
(フードを変更なさる場合はご自身でお調べください。)
食事量と体重は絶対に減らさないでくださいね。
また、体重についてはお迎え時に丁寧に説明しますので
しっかり聞いてください。聞き流しておきながら
あとになって質問する方が多くてとても困っています。
どうぞよろしくお願いします。
この記事は2020年8月に作成しました。